悠山人の新古今

日本初→新古今集選、紫式部集全、和泉式部集全、各現代詠完了!
新領域→短歌写真&俳句写真!
日本初→源氏歌集全完了!

短歌写真310 篝火の

2007-03-24 05:05:00 | 短歌写真
2007-0324-yts310
篝火のひいろにあかく赫きて
いづれ消ゆるぞ惜しくもあるべき   悠山人

○短歌写真、詠む。
○狂歌・川柳なら別だが、歌語としては、シクラメンを「豚饅頭」とは詠めない。
¶篝火(かがりび)=「篝火花」(シクラメン)を隠喩。
¶ひいろ=「篝火の色」「篝火花の緋色」を掛ける。
¶あかく=「明るく」「赤く」を掛ける。「赫」も縁語。
¶惜(を)し=「愛(を)し」と互換である。古語では、「惜(お)しい」「愛(いと)しい」の一語両義であった。
□短写310 かがりびの ひいろにあかく かがやきて
        いづれきゆるぞ をしくもあるべき
【写真】承前、花公園で。

俳句写真071 柔肌の

2007-03-24 05:00:00 | 俳句写真
2007-0324-yhs071
柔肌の
恥ぢらふごとく
並び咲
く  悠山人

○俳句写真、詠む。
○形式上、主語と季語がない。
□俳写071 やははだの はぢらふごとく ならびさく
【memo】俳句写真とうたうからには、俳句と写真が互角でなければならない。この作品は、文字を写真に焼き付けてから、「く」の並びが気になった。結句は、連用形止めがいいのかも知れない。

image287 大馬鈴草

2007-03-24 04:55:00 | images
2007-0324-yim287
title : Aristolochia gigantea
yyyy/mm : 2007/03
memo : アリストロキア・ギガンテア Aristolochia gigantea。馬鈴草(うまのすずくさ)科の大輪系なので、私は「大馬鈴草(おおうまのすずくさ)」と命名。花園の若い職員の話では、開花の瞬間の音を聞きたいけれど、夜中なので、まだ一度も聞いたことがない、とのこと。真ん中の穴は、食虫用ではなく、捕虫受粉のため。
【memo】参考までに、ムンダーニ植物園を紹介する。情報が詳しく、学名も完備。http://jardin-mundani.info/
このサイトを見ていたら、Bonsaimania.com というリンク先が紹介されていた(これも西語。英語版は不完全)。好奇心で訪れると(3月24日現在の訪問者数126万人余)、その中に元祖日本への旅案内がある。どこで、いつ、どんな行事(盆栽関係)があるのか、というわけだ。簡単に記すと、東京(二月に国風盆栽展、ほか8行事)、大宮(行事略、以下同じ)、京都、宝塚、常滑、名古屋、高松、新居浜、上滝、鹿沼、とあり、さらに google-map らしい詳細地図もある。盆栽に疎いひとりとして、再認識させられた。