悠山人の新古今

日本初→新古今集選、紫式部集全、和泉式部集全、各現代詠完了!
新領域→短歌写真&俳句写真!
日本初→源氏歌集全完了!

和泉式部集119 紫の

2007-03-19 05:50:00 | 和泉式部集

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紫の衣を表にしてみても
濡れ衣なのと人には言うわよ   悠山人

○和泉式部集、詠む。
○「返し」。そんなこと、なさっても無駄ですわ。私の方は、濡れ衣(言いがかり)と、言い触らすばかりですからね。
□和119:ぬれぎぬと ひとにはいはん むらさきの
      ねずりのころも うはぎなりとも

□悠119:むらさきの きぬをおもてに してみても
      ぬれぎぬなのと ひとにはいうわよ


短歌写真307 神代より

2007-03-19 05:45:00 | 短歌写真
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神代より伝へしなればなほさらに
東彼岸の愛づるべきかな   悠山人

○短歌写真、詠む。
○彼岸桜は、「サクラ類中最も寿命が長い。したがって大木となり、山梨県武川村の山高神代桜、岐阜県根尾谷の薄墨桜など天然記念物に指定されているものも多い。」(日立S&S版『マイペディア』)
□短写307 かみよより つたへしなれば なほさらに
        あづまひがんの めづるべきかな
【写真】桜大好きの日本人。種類も多く、開花期もさまざま。彼岸桜も早めに咲く。昨日、春彼岸入りに写す。

俳句写真065 菜の花に

2007-03-19 05:40:00 | 俳句写真
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菜の花に
迷ひ出でたり
ひとり蜂
   悠山人

○俳句写真、詠む。
○春弥生。わが猫額農園も急に忙しくなる。男爵芋の植付けをしていたら、蜜蜂一匹だけせっせと勤務中。
□俳写065 なのはなに まよひいでたり ひとりばち
【写真】レンズを近づけても知らんぷりのマーヤ。