悠山人の新古今

日本初→新古今集選、紫式部集全、和泉式部集全、各現代詠完了!
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日本初→源氏歌集全完了!

和泉式部集104 今夜こそ

2007-03-04 02:35:00 | 和泉式部集
2007-0304-yis104
今夜こそお出でかしらと待つつらさ
日のあるうちに死にたい気持ちよ   悠山人

○和泉式部集、詠む。
○詞書は、「夜ごとに、来んとて夜離(よが)れし侍りける男に」。訪ね来る素振りばかりで、(昼は公務だから仕方がないとして)夜の務めはすっかりご無沙汰ね、あなた。いっそ夜を待たないで、死んで仕舞った方が、いいのかも・・・。 
□和104:こよひさへ あらばかくこそ おぼほえめ
      けふくれぬまの いのちともがな
□悠104:こんやこそ おいでかしらと まつつらさ
      ひのあるうちに しにたいきもちよ

俳句写真058 片隅に

2007-03-04 02:30:00 | 俳句写真

2007-0304-yhs058
片隅に
朱の花ありて
談笑す
   悠山人

○俳句写真、詠む。
○桜でなくても、ましてや朱色なので、「花」で春。「談笑」の主体は?
□俳写058 かたすみに しゅのはなありて だんせうす
【写真】コントラストを多少強調した。


image266 世界蘭展04

2007-03-04 02:25:00 | images
2007-0304-yim266
title : world orchids exhib04
yyyy/mm : 2007/02
memo : 視線の流れは左の暗、深藍から右の明へ。その緑の流れの下に、可憐な白・黄・紫。忽然として周囲のざわめきも消える。西田の『善の研究』の世界。