2007-0304-yis104
今夜こそお出でかしらと待つつらさ
日のあるうちに死にたい気持ちよ 悠山人
○和泉式部集、詠む。
○詞書は、「夜ごとに、来んとて夜離(よが)れし侍りける男に」。訪ね来る素振りばかりで、(昼は公務だから仕方がないとして)夜の務めはすっかりご無沙汰ね、あなた。いっそ夜を待たないで、死んで仕舞った方が、いいのかも・・・。
□和104:こよひさへ あらばかくこそ おぼほえめ
けふくれぬまの いのちともがな
□悠104:こんやこそ おいでかしらと まつつらさ
ひのあるうちに しにたいきもちよ
今夜こそお出でかしらと待つつらさ
日のあるうちに死にたい気持ちよ 悠山人
○和泉式部集、詠む。
○詞書は、「夜ごとに、来んとて夜離(よが)れし侍りける男に」。訪ね来る素振りばかりで、(昼は公務だから仕方がないとして)夜の務めはすっかりご無沙汰ね、あなた。いっそ夜を待たないで、死んで仕舞った方が、いいのかも・・・。
□和104:こよひさへ あらばかくこそ おぼほえめ
けふくれぬまの いのちともがな
□悠104:こんやこそ おいでかしらと まつつらさ
ひのあるうちに しにたいきもちよ