百歳に向かってもう一度世界一周

百歳に向かってもう一度「歩いて世界一周」に挑戦したい。日中友好董存瑞育英基金を充実したい。富士登拝・・・

邯鄲の思い出(永年県)

2007-08-27 19:04:23 | Weblog

  8月27日  (月) 
                          平成17年1月1日より 969日目
                                      歩いた歩数       その距離                                
                          本日         15,258歩         10,681m
                          総計   13,548,559歩   9,483,991 m
              北京より保定・石家荘・刑台・邯鄲を経て洛陽に向かう。 265,159m

    1990年9月8日 4時に目が覚めたので、洗濯する。今日は初めて野菜の視察と言うので資料を揃える。朝食後、時間調整のため散歩に出る。ゲートボールに打ち込んでいる初老のみなさんを見た。打ち方を見て気がついたのだが、股を開いての打ち方と、片足を半歩前に出して、足に平行に打つ方法の二つで、日本のような打ち方をする人は独りも居ない。中々良く入り、良くあたる。日本に戻って聞いた所、日本では認められないとのこと。

                             

 8時、永年県に向かって出発。9時20分、例によって、国道で出迎の車と合流現場に向かう。小竜頭村のビニールハウス。きゅうり・トマト・にら・ピーマン・・・を作り、その面積2,000ムー(140町歩)。南瓜台に接木したきゅうり苗を自慢げに話したので「これは無意味だ。呼び接ぎしたきゅうりの自根を切ってうえないと・・・」とついおせっかいをやく。

          更に、西張塞村の畑を見る。灌漑水路が網の目のように走り、いつでも好きな時に潅水できるスバラシサ。私はここで収穫された物を売る市場を見たいと申し込んだところ、小雨のぱらつきだした事もあって、計画を変更して、即刻永年県南大堡蔬菜市場へ。

              

  市場の中はごった返しているばかりで秩序も無く、自分の持ち物が売れるのを待っているのだろうか、アチコチに屯して、突然の闖入者を好奇な目で見詰めている。北京・天津・河南省のなどの車も来て居り、河北省一の大きな市場という。口銭は3%、国の規制は何も無く、自由に開業できると言う。

                           

  昼食は北京・天津の金が入る県だけあって豪勢なもの。ホテルじゃ見られないような代物が続々登場。一時間半やっと開放されて昼寝。三時半より会議室で、「日本農業の現状と流通について」の演題で講演、記念写真を撮って引き揚げる。色々な要望も胸を叩いて引き受けて来た。

  夕食の中で、趙科長から「先生のお友達なら、誰でも邯鄲政府は歓迎しますヨ」というので「日本人だって悪いヤツも居ますヨ」と答えると、「先生の友達なら、みんな大丈夫!」科長、今日はご機嫌でビールが弾む。褒めること、褒めること。三人三様、楽しい夕食となった。