ながらえて

上田諭さんの本の中で、映像がふたつ、紹介されていました。そのひとつ、「ながらえば」は、山田太一さん原作のテレビドラマです。手元に「文藝別冊　山田太一　テレビから聴こえたアフォリズム」があるので、調べてみました。

1982年作品。なんと、笠智衆と宇野重吉が共演しています。観てみたい！誰かDVDを持っていませんかね。


昨日はHさんに会ってきました。とても素敵な方。いい女に年齢なんて関係ありません。

「たくさんごはんを食べて、元気になるんだぞ」って言ったら、「あいよ！」って。

まだ大丈夫。またね。

老人ホームに勤めていると、いろいろな出会いがあります。中には、例えばHさんのように、一緒にいてくれるだけで、どういうわけか自分の心が安らいでしまうような方もいらっしゃいます。お世話ばかりしているわけではありません。ギブ＆テイクなのです。

極端な話、もし仮に私がHさんと同年代に生まれていたならば、きっと私はHさんの魅力に委縮してしまい、気軽に声をかけるだなんて、出来なかったんじゃないかな。

ちなみにHさん、私がどこの誰なのか、さっぱりわかっていません。昔も今も。

＜真理 自由 そして愛＞ってか

父を失ってから、15年経ちました。ひとりでお墓参りに行ってきました。随分長い間手を合わせていたような気がします。

「いろいろと迷っててさ」
「自分がまいた種だろ」
「確かに」
「オレは色恋沙汰には疎いし」
「確かに」
「まぁ、がんばれ」
ってな具合。

＜真理　自由　そして愛＞墓石に刻んであります。完全に母の趣味です。でもまぁ、オレもこのお墓に入ることついては、何の躊躇もありません。真理ってのは、さっぱりわからないけれども。

親父さん、昨日は「至高のもめん」ってのを食べたよ。おとうふ工房「いしかわ」。やっぱり豆腐は美味いよね！