まぬ家ごめ助

姓はまぬけ、名はごめすけ、合わせて、「まぬ家ごめ助」と申します。どうぞお見知りおきを。

物語やドラマを自分でつくるということ

2014-08-25 20:06:29 | 日記
活字中毒だけど、本は読まなくなったなぁ。

夜勤の際は、1時半~3時半までの2時間が休憩です。ちなみに相方は、22時半~0時半までが休憩になっています。交代で休憩をとるので、相方が休憩している2時間はとても緊張します。何事もありませんように、お願いですから事故がありませんように、って、切に切に願います。技術的には、私の場合、主に自分の足と耳で皆さんの安全を確保すべく努めます。経験や知識はその次です。緊急事態があれば、私は容赦なく相方を叩き起こします。休憩時間はつまり、結局休憩できればラッキー時間なのです。

同時多発的にナースコールが響きます。そんな時は優先順位を考えなければなりません。そうして、ナースコールにも2種類あります。ひとつは、自らの意思で押して下さる方。もうひとつは、センサーで反応する方。詳しく言えませんが、どちらがより「危険」なのかは、ご理解して頂けることでしょう。

体力勝負ですし、人の命を預かっているわけですから、休むことも仕事のうちです。休憩時間もそうですが、夜勤入りの日もそうです。どうせ熟睡は出来ないし、何をしているのかというと、私の場合やはり活字に頼ります。あえて眠くなりそうな本や雑誌をピックアップします。昨夜は宮本輝でした。大失敗。だって、逆に目が冴えちゃうでしょ。

新潮文庫の「100冊」、角川文庫の「カドフェス」、集英社文庫の「ナツイチ」。そんな季節になりましたな。宮本輝と沢木耕太郎、このふたりの代表的な作品だけは、若者たちに、是非読んで頂きたい。物語やドラマに酔う季節も大切な時期です。でも、いずれ、物語やドラマは自分でつくるらなければならなくなります。老婆心ながら、そう思います。

この頃は皆さん、休憩時間といえば、スマホですな。あいつもスマホ、こいつもスマホ、ほとんどスマホ。ラインだのゲームだの。別に構いません。たぶん、否、間違いなく、私も好きです。でも、たまには手紙でも書いてみたらどう?

本は読まなくなったけど、ネット中毒になっちゃったなぁ。
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