まぬ家ごめ助

姓はまぬけ、名はごめすけ、合わせて、「まぬ家ごめ助」と申します。どうぞお見知りおきを。

ストーンズ愛(奴は怒っていた、俺は笑っていた)

2014-03-08 12:11:17 | 日記
12時に池袋で集合してどうすんの、時間が余るのに、あっくんはそう思ったみたい。でも、俺は事前に本郷に行きたかったんだ・・・。旧岩崎邸とか。仏像巡りでもすんのか、って奴。そう、その通り、麟祥院とか・・・。そうそう、B級グルメの「神田たまごけん」にまた行ってみた。奴はそれなりに気に入ってくれたみたい。

「Ruby Tuesday」の時にキースが怒っていた。マイクスタンドが事前に用意してなかったから。あぁ、こんなハプニングこそが楽しいんだけど、ストーンズのライブにはそれが満載されています(笑)

ファン投票、「Respectable」かよ・・・、まぁ仕方がない、って思っていたら、サプライズゲストの布袋氏が出てきた。私は布袋氏の音楽、ギターにまるで興味がありません。ただ、昔の思い出が強烈にフラッシュバックしました。あれは確かバビロンツアーの時。東京ドームのいかにも関係者って感じの良席で、彼はふんぞり返って座っていました。くそつまんないという表情、否、あれはきっと憤怒の顔だったに違いない。ギラギラした眼がそれを物語っていた。布袋氏は、あの時、ストーンズと対峙していたのではないか。くそ、今のオレだって奴らには負けていない、でも、奴らの年齢になった時にどこまでやれるかだろう、みたいな。そんな布袋氏だからこそ、ストーンズと共演できたのだろうし、そういう意味では、相応しかった。ただただ神のように崇めてコピーばかりするバンドマンよりはマシだから。きっと、リスペクトには愛と憎悪が混在するのだろうから。

アンコールの「Satisfaction」。あっくんは本気で怒っていたみたい。アコースティックギターで参加したミック・テイラーの扱いを。その時、隣の私は大笑いしていました。何で、って、やっぱりミック・テイラーのアコギを。でも、その怒りも笑いも本質的には同じこと。これがストーンズ愛。まぁ、わかる人にはわかるし、わからない人には関心のないことだから、いちいち説明はしません。ただ、オリジナルの「Satisfaction」ではアコギがいい味を出しているのも事実です。ミック・テイラーがそれを狙ったとは思えませんが、仮に今回の音源を録音していて、ボブ・クリアマウンテンがミックスしたりすると、案外効いてくるのかもしれません。もっとも、ライブ会場で彼のアコギの音は全く聞こえませんでしたけれども。

帰り道、飲み足りなかった我々は、江戸川橋まで歩きました。奴に感謝。ストーンズにも感謝。奴と一緒に歩んできた。ロニーのギターを聴きながら。
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