ゴルゴ13総合研究所『俺の背後に立つな!』

ゴルゴ13の全ストーリーを解説

ゴルゴ13第57巻-2ラスト・ループ

2007-03-26 00:02:04 | 第056巻~第060巻

■ラスト・ループ(第200話) 発表1982年12月

評価    ★★★★

依頼人  マッジ・メラニー

ターゲット アンディ・パーカー

報酬    不明(政府弔慰金の一部

今回弾丸発射数    1/ 通算弾丸発射数 1,223

今回殺害人数      1/ 通算殺害人数   1,329

今回まぐわい回数  0/  通算まぐわい回数    78

<ストーリー>
アメリカ空軍のアクロバティック飛行隊の事故は、元空軍パイロットの陰謀か?息子を事故で失った「ミセス・メラニー」はゴルゴに調査を依頼する・・・

<この一言>
有罪(ギルティ)!

<解説>
ミセス・メラニーは、息子がアメリカ空軍アクロバティック飛行隊に所属しているため、無事を祈る日々であった。
麻薬の常用により空軍を除隊となったパーカーは、空軍復帰を願い出るが、アクロバティック飛行隊隊長に断られる。パーカーは、腹いせに格納庫に忍び込み飛行機の計器に細工をする。計器が正しい数値を示さなかった為、翌日の訓練飛行で飛行隊4機が墜落、メラニーは夫に続き息子も航空機事故で亡くしてしまう。事故原因に疑問を持ったメラニーは、ゴルゴにパーカーの調査を依頼、パーカーが計器に細工をしたことが確認できた場合、パーカーを殺害してほしいと頼み込む。

『事故調査委員会がパーカーを証人喚問する』とゴルゴが仕込んだ芝居に乗せられたパーカーは逃亡を企てる。パーカーの逃亡を見て、計器に細工を施したのがパーカーであるとの確信を得たゴルゴは、
「有罪(ギルティ)!」
とつぶやき、パーカーを殺害する。

短編ではあるが、ゴルゴの「ギルティ」の一言が大いなる意味をもつ作品。ゴルゴの下す有罪判決の前には、何人たりとも再審や執行猶予はあり得ない・・・

ズキューン

ゴルゴ13 (57) 巻掲載
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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ゴルゴの「有罪(ギルティ)!」は明白な証拠をつ... (ゴルゴサウルス)
2011-02-22 23:14:48
ゴルゴの「有罪(ギルティ)!」は明白な証拠をつかんだが故の、正真正銘の有罪判決。冤罪の可能性もまたあり得ませんね。
返信する
ゴルゴサウルスさん、こんばんは。 (賛美歌13番)
2011-02-27 22:13:06
ゴルゴサウルスさん、こんばんは。
>冤罪の可能性もまたあり得ませんね。
同感です。ゴルゴが凄いのは、必ず自分で事実を確認する点ですね。背景調査だったり、事件関係者への聞き取りだったり、さらには本人への拷問だったり(笑)
ゴルゴに検察の再生を依頼したいところですが、最後の拷問というところがネックになります(苦笑)
返信する

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