■ラスト・ループ(第200話) 発表1982年12月
評価 ★★★★
依頼人 マッジ・メラニー
ターゲット アンディ・パーカー
報酬 不明(政府弔慰金の一部
今回弾丸発射数 1/ 通算弾丸発射数 1,223
今回殺害人数 1/ 通算殺害人数 1,329
今回まぐわい回数 0/ 通算まぐわい回数 78
<ストーリー>
アメリカ空軍のアクロバティック飛行隊の事故は、元空軍パイロットの陰謀か?息子を事故で失った「ミセス・メラニー」はゴルゴに調査を依頼する・・・
<この一言>
有罪(ギルティ)!
<解説>
ミセス・メラニーは、息子がアメリカ空軍アクロバティック飛行隊に所属しているため、無事を祈る日々であった。
麻薬の常用により空軍を除隊となったパーカーは、空軍復帰を願い出るが、アクロバティック飛行隊隊長に断られる。パーカーは、腹いせに格納庫に忍び込み飛行機の計器に細工をする。計器が正しい数値を示さなかった為、翌日の訓練飛行で飛行隊4機が墜落、メラニーは夫に続き息子も航空機事故で亡くしてしまう。事故原因に疑問を持ったメラニーは、ゴルゴにパーカーの調査を依頼、パーカーが計器に細工をしたことが確認できた場合、パーカーを殺害してほしいと頼み込む。
『事故調査委員会がパーカーを証人喚問する』とゴルゴが仕込んだ芝居に乗せられたパーカーは逃亡を企てる。パーカーの逃亡を見て、計器に細工を施したのがパーカーであるとの確信を得たゴルゴは、
「有罪(ギルティ)!」
とつぶやき、パーカーを殺害する。
短編ではあるが、ゴルゴの「ギルティ」の一言が大いなる意味をもつ作品。ゴルゴの下す有罪判決の前には、何人たりとも再審や執行猶予はあり得ない・・・
ズキューン
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>冤罪の可能性もまたあり得ませんね。
同感です。ゴルゴが凄いのは、必ず自分で事実を確認する点ですね。背景調査だったり、事件関係者への聞き取りだったり、さらには本人への拷問だったり(笑)
ゴルゴに検察の再生を依頼したいところですが、最後の拷問というところがネックになります(苦笑)