■クレムリン名簿(第202話) 発表1983年1月
評価 ★★★
依頼人 アンドロポフKGB議長
ターゲット 党第一書記ニコラス・グリアシビリ
報酬 不明
今回弾丸発射数 3/ 通算弾丸発射数 1,231
今回殺害人数 1/ 通算殺害人数 1,340
今回まぐわい回数 0/ 通算まぐわい回数 78
<ストーリー>
ソ連の激烈な権力闘争!ブレジネフがチェルネンコがアンドロポフが実名で登場。ゴルゴのターゲットは・・・
<この一言>
科白なし
<解説>
ブレジネフ書記長の後継争いが激化するモスクワでは、KGB議長アンドロポフが後継者としての基盤を固めていた。対抗する党第一書記グリアシビリは後ろ盾になっていたスースロフの死去により追い詰められる。形勢逆転を狙いアンドロポフ暗殺を企てゴルゴに接触を試みるが、不発に終わる。ゴルゴがソ連に入国しているとの情報を掴んだグリアシビリは、アンドロポフがブレジネフ暗殺を計画していると考え、ブレジネフの警護を申し出て自身の評価を高めようとする。しかし、ゴルゴが狙っていたのはブレジネフではなく、グリアシビリであった。ゴルゴが水中から放った弾丸によりグリアシビリはこの世を去り、アンドロポフが権力の座に近づいていく。
クレムリンの権力闘争をリアルに描いた作品。アンドロポフが書記長に就任したのは1982年11月のことであり、本作は書記長就任直後に発表された。
ズキューン
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この話、以前から疑問に思ってたのですが、
舞台が(旧)ソ連なのにわざわざイタリアの、それも安物の部類に入るカルカノを使ったのはなぜか・・・?
先日、古本市で老舗の銃器雑誌「GUN」の別冊号を入手した事で、その謎が解けました。
この本で「水中で銃は撃てるのか?」と言う実験をしてるのですが、ライフルで実験したところ比較的まともに動いたのがカルカノだったということでした。
(もっともぶっ壊れる様な実験をする関係で、あまり高価な銃を使えなかった事もあった様ですが・・・)
ちなみに本作中では結構深いところで撃ってますが、
件の実験では水槽の中40cm弱のところに固定して遠隔操作(と言っても紐で引っ張るだけ)で発砲してました。
劇中の状況で実際に撃ったらどうなるか?
(その不安があったからゴルゴは知られる覚悟で試射をしたのでしょうね)
詳細なレポ―トありがとうございます。
銃器には明るくないのですが、この『クレムリン名簿』では詳細に”カルカノのモデル91TS』と記されていますし、なにより水中からの狙撃ポーズが1ページまるまる使って記されています。ひょっとしたら、tottiさんのお求めになった雑誌に着想を得て、本作が作られたのかもしれませんね。
しかし、検証番組の中でカルカノでは、委員会の報告書にある秒数での狙撃は不可能という結果でした。
カイさんは歴史好きとあって、ケネディ暗殺事件にもお詳しいのですね。ケネディ暗殺の件は落合信彦の著作で読みました。2039年に資料が公開される予定とのこと。どんな事実が公開されるのか・・・
これは、あると思います。
その頃には、当時、現場にいた人間は全員死んでいるはずですし…
>公開される資料に関しては、内容の99%が嘘で固められてる可能性が高い
そうなんですか・・・まさに闇に葬られた真実という訳ですね。怖い・・・
この情報は『裏ジャーナル』というサイトにありました。
アメリカ人は陰謀論が大好きですからね(笑)ひょっとしたら、ケネディは宇宙人に殺された、という説があるかもしれませんね。