■蝶を射つ!!(第144話) 発表1973年4月
評価 ★★
依頼人 麻薬密輸組織ボス ドン・シムノン & ローレンス
ターゲット 麻薬捜査犬ピンキー
報酬 $50,000
今回弾丸発射数 3/ 通算弾丸発射数 929
今回殺害人数 3/ 通算殺害人数 825
今回まぐわい回数 0/ 通算まぐわい回数 71
<ストーリー>
100%麻薬を嗅ぎあてる天才麻薬捜査犬「ピンキー」。ピンキーによりクスリの密輸ができなくなった組織のボスがピンキー射殺を依頼する・・・
<この一言>
おまえ・・・プロの掟を知っているな?プロは二重に仕事をひきうけないことだ・・・
<もう一言>
現金で5万ドル・・・
<解説>
天才麻薬捜査犬「ピンキー」は100%麻薬を嗅ぎ当て、密輸組織に壊滅的な打撃を与えていた。組織のボス・ローレンスはピンキーの狙撃を試みるが、灰色のピンキーはスコープ越しに見るとぼやけてしまい、オリンピック出場経験のあるスナイパーでさえ撃ち損じてしまう。ローレンスの相棒ドン・シムノンはゴルゴにピンキーの狙撃を依頼する。報酬額を聞かれたゴルゴは「現金で五万ドル」と答えているが、ゴルゴから報酬額を提示するのは本件が始めてではなかろうか?
ゴルゴは灰色のピンキーに狙いを定めるために、トラック一杯の黄色の蝶を準備し、集合フェロモンを配合することでピンキーに蝶をまとわりつかせ、見事ピンキーの殺害に成功する。ちなみに、本作の殺害人数3には犬のピンキーもカウントされている。
「フェロモン」という言葉が市民権を得ていなかった1973年発表作品。アーリー・ゴルゴが自ら報酬額を提示していることが激レアであり、プロの掟を語りその厳しさを示すことで見せ場を作っているが、物足りなさを感じてしまう作品。
ズキューン
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さいとう・たかを先生自身の別名もあるのですか!!
しかも、内容がイマイチ(笑)