■タッチ・ダウン(第141話) 発表1978年5月
評価 ★★★
依頼人 ボルティモア・コルツ クォーターバック トム・ハットン
ターゲット ライオネル・ブルー
報酬 $200,000
今回弾丸発射数 2/ 通算弾丸発射数 921
今回殺害人数 1/ 通算殺害人数 820
今回まぐわい回数 0/ 通算まぐわい回数 71
<ストーリー>
アメリカン・フットボールの新星クォーターバック「ライオネル・ブルー」がプレイ中に狙撃された。ボルティモア市警はコンピューター解析で犯人をゴルゴと特定するが・・・
<この一言>
隔離?・・・なぜだ・・・?
<解説>
アメリカン・フットボール・チーム「ボルティモア・コルツ」の新星クォーターバック「ライオネル・ブルー」がプレー中に射殺された。ボルディモア市警はゴルゴの犯行と推測、コレラ感染の疑いありと偽ってゴルゴを病院に拘束する。市警は試合のビデオをコンピューター解析し、狙撃地点を割り出す。狙撃地点の映像を拡大すると、望遠レンズにM16を隠したゴルゴが映し出される。その刹那、銃弾がコンピューターを貫き、ビデオテープは焼失してしまう。病院を抜け出したゴルゴが証拠隠滅を図ったのであった。結局ゴルゴは証拠不十分のまま釈放される。
ゴルゴは自分のことを調べられたり、撮影されたりすることを極度に嫌う。撮影されていることを察知する能力を持っているのであろう。今回もどういう訳か、①自分が撮影されているビデオの存在を認識しており②そのビデオを元に捜査が進められていることを認識している。また、③病室に隔離され集中監視を受けているにも関わらず抜け出して市警のコンピューターを狙撃するという無理な展開を見せている。
「プレー中のスター選手の狙撃という大胆な設定」「コンピューターによる狙撃分析という斬新なテーマ」がスリリングなのに、上記①②③といったストーリー展開の粗さが見られるのが残念である。
ズキューン
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「スクランブル」って言って、投げるふりをして、自分が走って・・・というプレーはありますけど。
この話の中で、アメフトとラグビーが一緒になっているのが「ストーリーの粗さ」の原因の一つではないかと思います。
>アメフトとラグビーが一緒になっている
なるほど~、私もアメフトは詳しくないので、読みすごしてました・・・
>ストーリー展開の粗さが~残念である
まったく狙撃シーンのビデオの存在をゴルゴはどうやって知り得たのでしょうねぇ!
また外浦吾郎の奴、いい加減なストーリー展開の脚本を書きやがったなぁ!!(笑)
>また外浦吾郎の奴、いい加減なストーリー展開の脚本を書きやがったなぁ!!(笑)
あれ、これまた、外浦吾郎=船戸与一ですか・・・マリヨ神父さんのお約束のセリフ、もう何回繰り返されたのでしょう(笑)
船戸与一のゴルゴ・ノベライズ本、本屋で見かけました。が、なんか、ものすごく”ちゃちい”作りの本なのに、結構な値段だったので購入はパスしました。ブック・○フに出たら買います(苦笑)
再放送アニメ版を見ましたが、入院しているゴルゴのとこに
なんとデイブがお見舞いに来てました。
いったい何をしにきたのでしょう?
おそらくCIAの知人あたりが警察の動きを携帯で流し、
それを受けてデイブに銃と炸薬弾頭を注文したのかも。
そのCIAがウイリアムズとしたら実に面白い。
というかもしかしてあの老刑事関連全部アニオリなんだろうか。
また③に関してはどうやったかは作中に出ないが、デイブが病室に訪ねてきており彼が手助けしたことが推測できる。
アニメスタッフが粗をなんとかしようとしていたのだろうか。