■シャッター(第422話) 発表1998年5月
評価 ★★★★
依頼人 ライオネル
ターゲット 滑走中のマイケル・ケンダルのスキー板
報酬 不明
今回弾丸発射数 4/ 通算弾丸発射数 2,325
今回殺害人数 4/ 通算殺害人数 4,617
今回まぐわい回数 0/ 通算まぐわい回数 107
<ストーリー>
アマチュア写真家が撮影した写真に、ゴルゴの狙撃シーンが写り込んでいた。ゴルゴに狙われていると知った写真家は・・・
<この一言>
依頼内容に偽りのある事を、俺は、許さない・・・
<解説>
1997年12月31日、アマチュア写真家”ジョージ”は休暇を利用してコロラド州アスペンスキー場へ撮影旅行に出かけた。山岳写真を撮ったジョージであるが、下山後のニュースで同日にアスペンスキー場で写真を撮っていた他の写真家が次々と殺されていることを知る。
ジョージは自らの撮影したフィルムにゴルゴの狙撃シーンが写り込んでいたことを知る。ゴルゴが写真を奪い返しにくると察し、自宅に引きこもるジョージ。ゴルゴに刃向かうことは考えておらず、ネガを差し出すことをどのようにゴルゴに伝えるか思案する。
そうこうするうちに、警察がジョージのもとを訪れるが、警察が頼りにならないと踏んだジョージは警察を追い返す。次にジョージの家に入り込んできたのは、拳銃を持った二人の男であった。ジョージの家を見張っていた警察が助けに入るが、警官はあえなく二人の男に撃ち殺されてしまう。観念したジョージであるが、ゴルゴが現れ二人の男はKGBであることを知らされる。二人の男はJFK(JFケンダル)のスキャンダルにからむ写真をCIAに売りつけようと企んでいたのであった。ゴルゴはKGB二人を射殺、ジョージの申し出を受け入れネガの提出と引き替えにジョージの命を助ける。
アスペンスキー場でJFKの甥”マイケル・ケンダル”のスキー版を狙撃するよう依頼した”ライオネル”であるが、ゴルゴに対しケンダルのスキーの腕前を故意に偽ってゴルゴに伝えていたため、ゴルゴより有罪判決を受けゴルフ場で最期を迎える。
善意無過失のジョージのおとぼけキャラがいい。ゴルゴを逆なでしないよう誠心誠意、慎重に振る舞い、見事ゴルゴのターゲットになることを回避したジョージを褒めてあげていいだろう。偉い!ジョージ!!雪山に座りM16の銃口から煙を立ち上げている射撃直後のゴルゴの姿がリアル。これだけの写真を撮ったジョージが写真を辞めたというのも残念だが、ジョージにしてみれば一刻も早く忘れたい出来事なのだろう・・・。
ズキューン
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