■ビオ・グレゴリオ司教(第213話) 発表1984年2月
評価 ★★★
依頼人 バチカン市国財務局司教ビオ・グレゴリオ
ターゲット UDF議長代理ファショダ・バンギ
報酬 不明
今回弾丸発射数 2/ 通算弾丸発射数 1,299
今回殺害人数 1/ 通算殺害人数 1,372
今回まぐわい回数 0/ 通算まぐわい回数 78
<ストーリー>
南アフリカで「マーロー枢機卿」が収監された。バチカン司教の「ビオ」は南アに経済制裁で揺さぶりをかける一方、ゴルゴに接触する・・・
<この一言>
その場合・・・3日後の日の入りを、おまえが見られなくなるだけだ・・・
<解説>
南アフリカで「ケープタウン大司教マーロー・ヨゼフ枢機卿」がプレトリオ刑務所に収監された。「バチカン市国財務局司教ビオ・グレゴリオ」は、クルーガーランド金貨を世界各地のマーケットに放出、クルーガーランド金貨の価値を暴落させ南アを苦況に陥れ、マーロー司教の解放を訴える。一方でゴルゴとコンタクトをとり、依頼を行う。
ゴルゴを前にしても物怖じしないビオのキャラがいい。ゴルゴを評し「どんな化け物が現れるかと、内心ビクビクしておったのじゃが・・・どうしてどうして。立派な人間じゃ!」と宣い、「この男を主の御許へ届けてきてはもらえまいか・・・?」と聖職者らしい殺害依頼をしている。
ゴルゴは南アに潜入、民衆の見方と思われていた労働争議の首謀者「UDF議長代理ファショダ・バンギ」を殺害する。バンギは民衆はもちろんマーロー大司教をも欺き、政府側と結託していたが、抜け目ないビオはバンギの裏切りを察し、ゴルゴに殺害依頼をしたのである。
バチカンが登場する作品には 第41-3『シシリー島の墓標』、第50-2『ペルセポネの誘拐』、第53-3『ズドロナス・マリヨ』がある。
ズキューン
ゴルゴ13 (62) 巻掲載
ゴルゴ13 144巻(最新刊)発売
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