■ルーサー・キングの遺産(第214話) 発表1983年7月
評価 ★★
依頼人 シカゴ市長ウィルシャー・ジェームズ
ターゲット 民主党大統領候補レオナード・ゴードン
報酬 不明
今回弾丸発射数 1/ 通算弾丸発射数 1,300
今回殺害人数 1/ 通算殺害人数 1,373
今回まぐわい回数 0/ 通算まぐわい回数 78
<ストーリー>
黒人大統領候補レオナード・ゴードンの演説会場。ゴードンが狙われているとの情報が舞い込む・・・
<この一言>
・・・
<解説>
アメリカ大統領選挙の目玉となる民主党大統領候補レオナード・ゴードン。マルチン・ルーサー・キングの意志を継ぐ者として、キングから譲られたノーベル平和賞のミニチュア・メダルを胸に大群衆の前で演説をしていた。
ゴルゴはゴードンと袂を分かった「シカゴ市長ウィルシャー・ジェームズ」から、演説中のゴードンを狙撃するよう依頼を受けていた。ゴードンのメダルの反射光を頼りに狙撃を試みるが、直前に警備担当者にメダルを外されてしまう。テレビ画面でメダルが外されるシーンを見るゴルゴの表情が最低だ。目を見開き、口を大きく開けて驚きを顕わにしている。
ゴルゴは気を取り直し、ゴードンを正面から撮影しているテレビカメラ越しにゴードンを狙撃、徹甲弾がカメラを貫きゴードンの眉間を撃ち抜くのであった。
群衆の間をぬって狙撃線を見つけるゴルゴの機転は素晴らしいが、もの足りなさを感じてしまう小作品。
本作の中で地元警察に「ニュースマーナ警察のA・R・マーウィック刑事部長」から「身長182cm前後、体重80キロ前後の東洋系」のスナイパーの照会がくる。このマーウィック刑事部長は 第61巻-2『7号コテージ事件』 でゴルゴの血液型をつきとめた刑事である。『7号コテージ事件』でマーウィックは刑事を辞めたはずであったが、慰留され刑事を続けているということか・・・
ズキューン
ゴルゴ13 (62) 巻掲載
ゴルゴ13 144巻(最新刊)発売
★ゴルゴ・グッズ紹介 デイブ・マッカートニーの店★