正門(重要文化財)
「水戸の梅まつり」で偕楽園を訪れたら、合わせて訪れるのが
水戸藩の藩校・弘道館である。
偕楽園は“楽しむ場所”、弘道館は”文武を学ぶ場所”として、
セットで作られたものだからである。
弘道館は水戸第九代藩主徳川斉昭が1841年に
藩士とその子弟の教育のために設立した藩校である。
敷地内には正庁・至善堂の他に分館・武館・医学館・
天文台・八卦堂・鹿島神社・孔子廟などが建てられた。
馬場・調練場なども整備され、文武両道の総合的施設だった。
正門・正庁・至善堂は、国の重要文化財に指定され、
復元された八卦堂・孔子廟などを含む弘道館公園は
旧弘道館として特別史跡に指定されている。