〔ゴルフ〕合同練習で分かったこと

2010-11-11 09:17:59 | ゴルフウイークリー
昨日久々に知人と合同練習に行ってきました。
暖かいのか寒いのかよくわからない夕闇迫る中、球を打ち込みました。

昨日は、ウェッジで左、右の片手打ち、そして両手で50ヤードショットを
打ち、アイアンも少しづつ番手を上げて打ち、
細部のことを忘れてひたすらリズム重視で打ったのですが、
こういう練習もたまにはありかな、と感じました。

ところが、最後に打ったドライバーショットの当たりがよくなく、
球の高さや方向がばらついたため、またまた分析に入ったところ、
どうも体とボールの間隔がやや狭いようなのです。近くに立つと、
つまりそうなので伸び上がったりして球が右へ逃げたり・・・・・・。
それで、少し遠めに立ち背筋を伸ばして、あごを下げるのではなく、
顔を上げて下目使いにボールを上から眺めるようにしたら球が
安定してきたのです。練習にくるたびに、いつも、ズレに
気づいてしまうのですが、大丈夫かなと思ってしまいます。

そして知人の方ですが、彼は最近練習不足だったとか。私がスウィングを
目で見てどうこういう立場ではないので、デジカメでスウィングの連続写真を
撮り、それを見て課題を見つけよう、ということになったのです。

それで分かったのは、アイアンは、ボールの位置をいつも同じ場所に置ける
ように基準を作って、やや斜めのシャフトの向きなりにハンドファーストの
構えをとりました(といっても、手で無理やりハンドファーストにするわけじゃ
ありません)クラブの構造なりに自然な位置にセットしたのです。
こうしてやや左足体重で構え、右への体重移動は考えず、体をひねることに集中。
アイアンの場合、シャフトが短いので、ロングアイアン以外は、体をゆすって
体重移動しようとすれば逆にタイミングも合わなくなりミートできなくなって
しまいます。そこだけ注意して、打ったところ、見事に体の正面でフェースが
180度ターン!写真でしっかりと確認できました。ダウンスウィングで手が腰に
高さくらいに下りたところで、シャフトが目標線と平行、フォローでも同じく
腰の高さでシャフトが平行に振りぬけていました。彼の場合、スクェアグリップ
にしていますから、フェースのターンがこれでちょうどいいわけです。
体が伸び上がるわけでなく、軌道もまずまずということで安心したみたいです。
要は、練習から遠ざかっていたため、アドレスがずれているのが分かりました。


問題は、ドライバーでした。写真を撮ったところ、軌道が明らかにインサイドアウト、
球はフックになっていました。もちろん、これを持ち球にして、いつも同じ曲がり幅の
フックボールで飛ばせればいいのですが、2つ問題があります。アイアンはインサイドアウトじゃないのに、ドライバーだけインサイドアウトでいいのかという問題がひとつ。
これでは番手によってスウィングが複雑になり、コースで調子が悪くなった時に
混乱して立て直すことができなくなってしまう恐れがあるということです。
2つめは、体のバランスを大きく崩してフィニッシュがとれなかったことです。写真で
みると、ボールをとらえる瞬間、ひざがつっぱり棒立ちで、体が回転していないから
手で振るだけで強引に打ち抜かなければならないスウィングになっていたことでした。
私は、この写真を見てさすがにアドバイスさせてもらいました。僭越ながら
「切り返すときに手の力だけでぱっと下ろすのでなく、両膝をもっと柔らかく
使ってスライドさせながら腰を回していく動作を腕を早く下ろす前に
入れたらどうか?」と。

このアドバイスは、ある意味危険でした。
とうのは、プロみたいな下半身リードの切り返しだからです。人に
よっては、振り遅れて球がバラバラ。空中分解してしまう恐れが
あるからです。でも幸い、彼には肉体的ベースがあったためか、この
下半身リードの意識が効を奏したようです。軌道がよくなりインサイドアウトが
少なめになり、フィニッシュもとれるようになってきたのです。
ひと安心!ふ~~~っ

「これからこれで行きます!」「それから週に最低2回か3回は練習します!」
と勢いよく練習を終えることができました。

合同練習でわかったこと。相手に写真やビデオを撮ってもらうと
見たくない現実がはっきりと映し出されますが、現実なので
納得でき課題がみつかるということ。
それから、アマチュアがアマチュアにアドバイスする際は、神経が磨り減る
くらい細心の注意が必要だということ。
最後に、結局は、自分ひとりで黙々と課題克服に向けて球を継続的に
打っていかないと上達しないこと。
この3点が分かりました。
皆様も、たまには、複数で友達と練習してみると面白いかもしれませんよ。
ただし、「たまに」がいいと思います。