パッティングの映像イメージ

2013-04-26 21:57:35 | 音楽の思い出

アプローチと同じで、パッティングも

本番前にボールの転がりを

イメージする時、スピード感が

とても大事になります。

このスピードイメージで

ラインが変わりますし、

カップイン率も変わるからです。

ラウンド中、3ホールくらい回って

グリーンのスピードをつかめたら

大体距離感の感覚が出てくるのか

どうか、そこが勝負だと思います。

具体的に極端な例で

映像イメージを考えてみましょう。

受けグリーンで、カップの真横からの

パッティングだと分かりやすいと

思います。

カップの右横(グリーン手前から見て)

からは、左側へボールが流れる

フックラインになります。

このとき、イメージしたスピードに

よってラインを厚くするのか、

薄く読むのかに分かれます。

ゆっくりしたスピードで球の

転がりをイメージすれば、

右へ大きく膨らませる

(薄く読む)ラインどりに

なるはず。

逆に強めに速めの

スピード感なら、

ストレートに近い(厚く

読む)ラインどりになります。

ですが、後者のラインどりは、

現実的には無謀でしょう。

強めに打ってカップに

触れてもはじかれて

大きくグリーンの

手前側に落ちていくか、

最悪なら、グリーンの下に

出てしまいますから。

1メートルくらいの距離で、

曲がる前に入れてしまえと

いう強気の感覚で

入れることはないことはないと

思いますが、私にはできません。

ゆっくり厚めに膨らませて

ラインとスピードをイメージし、

そのライン上にイメージ

どおりのスピードで

打ち出せるか?・・・・

パットはこれに尽きると

思います。

また、大事なのは、カップを

過ぎてボールのスピードが

どうなるのかをイメージする

力も大切です。

カップから先が下り傾斜や

順目が強くなり、

予期せぬほど、ボールに

加速がつき、3パットや

4パットしたなんてことも

ままありますから。

私はそんな場合、芯を

外して打ちます。

カップに届くくらいのタッチを

イメージし、転がり過ぎない

ようにケアしますが、これが

なかなか難しいんです。

フォローが出ないと

大ショート!パンチが入ると

大オーバー!

等速のリズムで小さい振り幅で

芯を外して打てるかが

大事になってくると思います。

芯を外す、外さないは個人の

好みがあると思いますが、

リスクマネジメントとしては、

私はこのやり方がいいと

考えています。

思わぬ落とし穴は、パッティング

にある・・・・・これこそ、ゴルフの

難しいところでは?

カップの真横や上からなど、

加速しやすい状況には

要注意です。

冬場に多いと思いますが、

グリーンが凍っている、

硬いタイプもご用心でしょう。

これだからスピード込みの

映像イメージを大事に

したいですね。