極東極楽 ごくとうごくらく

豊饒なセカンドライフを求め大還暦までの旅日記

ウイズ・コロナ事業創業論⑥

2020年06月26日 | 時事書評



彦根藩二代当主である井伊直孝公をお寺の門前で手招き雷雨から救った
と伝えられる "招き猫”と、井伊軍団のシンボルとも言える赤備え(戦
国時代の軍団編成の一種で、あらゆる武具を朱塗りにした部隊編成のこ
と)の兜(かぶと)を合体させて生まれたキャラクター。愛称「ひこに
ゃん」


                                         

13 子 路  し ろ
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「その身を正す能わざれば、人を正すをいかんせん」(13)
「近き者説べば、遠き者来たらん」(16)
「速やかならんと欲すれば、達せず。小利を見れば、大事成らず」(17)
「君子は和して同ぜず、小人は同じて和せず」(23)
「剛毅木訥(ごうきぼくとつ)、仁に近し」(27)
-----------------------------------------------------------------
30 訓練をしないで人民を戦争に駆りたてる、これは人民を根絶やしに
する行為だ。(孔子)

子曰、以不教民戰、是謂棄之。
Confucius said, "To send uneducated people to a battlefield is as
good as to abandon the people."



【ウイルス共生描論29:こうしてパンデミックははじまった①】
8月17日、中国CDCは 華南水産卸売市場はウイルスの起源でばないと公
表。専門家は新型コロナウイルスのは発生源か分かっていないと言う。
伝的証拠
によるとウイルス中間の動物宿主を介してヒトに飛ぶ前に、
中国のコウモリに由来することを確認しているが、その波及が、どこで、
どのように起こったかはの議論余地がある。最初に、中国の武漢当局は、
ウイルスの最初の症例が地元の華南水産卸売市場で発生したと報告。しか
し、中国で販売されている動物を調査した結果、中国疾病予防管理センタ
(CDC)は今週、この場所をアウトブレイクの起点として除外する。

⛨ The new coronavirus may have jumped to people from endangered
pangolins, some researchers now suggest

ウォールストリートジャーナルによると、中国CDCの局長である Gao Fuは
中国の国家マスコミに、
今や市場は被害者の1人であると判明しましたと
発言。市場で動物から収集されたサンプルは新しいコロナウイルスに陰性
であり、買い物客に感染の可能性はないことを示唆。

華南水産卸売市場の症例は中国初でない
武漢当局はまず、12月31日に新型コロナウイルスと特定される未知の肺炎
について世界保健機関(WHO)に報告
している。
⛨ https://www.sciencealert.com/pneumonia, What Is Pneumonia?

最初の41件のケースの大半は、1月1日に閉鎖されたウェットマーケットに
関連。2002年と2003年のSARSの発生が中国の広東省の同様の場所で始まっ
たことを考えると同上市場は発生箇所と推測される----SARSコロナウイル
スがコウモリからジャコウネコ、そして人々へとジャンプしたように。し
かし、市場に出ているどの動物もウイルスに陽性反応を示さず、ジョージ
タウン大学の動物学者のコリン・カールソンは"Live Science"に語る。

一度も感染したことがなければ、波及を促進した仲介ホストでないはず。
増加する研究組織は、集団発生原因は市場とは無関係であるという中国の
CDCの結論を裏付けている。このウイルスは、41例が報告される前に武漢
で流行していたとされ、1月に発表された調査によると、最初にコロナウ
イルス陽性の人が12月1日に発生、12月8日には発症、研究の背後の研究者
たちは、41のケースのうち13のケースが華南水産卸売市場との関連はな
い。同様に、4月の調査では、コロナウイルスがすでに定着、1月上旬ま
でに武漢住民に蔓延し始めていた。「患者ゼロ」の正体は確認されていな
いが、政府を調査したサウスチャイナモーニングポスト(SCMP)によると、
11月17日に感染したのは中国の湖北省出身の55歳の男性だった可能性があ
るという。同市場は、スーパースプレッダであった可能性がある。同氏は、
同市場初期のスーパースプレッダ----1人の病人が異常に多数の他の人に
感染する事例だと推測しており。世界中の他のスーパースプレッダも、ほ
ぼ一晩で発生する感染のクラスタを形成。たとえば、韓国の大邱では、あ
る教会人が少なくとも43人に感染している。

これらの実例は、他の実例よりも伝染性が高い人や、より多くのウイルス
粒子を放出する人を含む必要はなく、
むしろ、感染した人は、感染を促進
する三密でより多くの人々に感染する。買い物客が互いに近づき、仕入先
が近い場所で取引する市場は、そのような危険な場所の1つ。

武漢ウイルス学研究所からの漏洩はなかったか
パンデミックの起源に関するさまざまな憶測を生んだ。その1つがコロナ
ウイルスが武漢ウイルス学研究所(WIV)から誤って漏出した可能性である。
しかし、中国と米国の両方の研究者にはその証拠はなく、高セキュリティ
ラボは、新型コロナウイルスのゲノムの記録がなく、厳格な安全対策がと
られている指摘している。Wang Yanyi WIV局長氏は先週、China Central
Televisionに、新型コロナウイルスは研究されているものとは遺伝子的に
異なり、それ
以前は、中国のコウモリでコロナウイルスを収集、サンプリ
ング、今年3月、WIVウイルス学者のShi Zhengli氏は、新型コロナウイル
ス遺伝子情報と比較解析しScientific Americanに「一致しなかった」と
公表している。



⛨ Coronavirus did not jump to people at Wuhan market, Chinese CDC
says - Business Insider
武漢ウイルス学研究所で働いた米国の研究者は、コロナウイルスのリーク
が起こりそうにない4つの理由を挙げている。
①専門家は、新しいコロナウイルスはコウモリを起源とし、中間の動物種
を介して人間に感染した。
最初の症例では、感染は地元の武漢南華水産卸市場で発生。
③現在、中国疾病予防管理センタは、発生の可能性のある原因として市場
を排除。代わりに、それは初期のスーパースプレッダによる拡散だったと
する。
④中国CDCによると、市場で販売されている動物とウイルスとの関連は示
されず、買い物客に感染していなかったと考えるている。
📌 Chinese CDC Now Says The Wuhan Wet Market Wasn't The Origin of
The Virus, BUSINESS INSIDER, 29. May 2020.(出典)

✔  山中伸弥教授の「ファクターX」、例えば、アジア圏住民がこのウイ
ルス・パンデミックの免疫性の強さは、BCD、はしか、天然痘、インフ
ルエンザワクチンなどの予防接種による"抗体形成力
"(学習復元力)が狩
猟民族中心の欧米人種より優位ではないかとの仮説実証研究が提唱されて
いるように、ここでは、「スパースプレッダ-α」探索研究が中国CDC
より提案されているかのようにある。ただし、中国軍事部門による生物兵
器開発過程
の産物ではないかとの疑念が残るのであれば、中国共産党政権
の解明協力は得られないはずだが、「スパースプレッダ-α」とはいかな
るものかの解明が残件する。



🖰オンライン化で町を変える! NHK



世界の感染状況



新型コロナウイルスを含む感染症領域のウイルス迅速診断法に関する 日
本大学、群馬大学、東京医科大学との業務提携について- 唾液等のサンプ
ルから25分の反応で検出機器を必要とせず目視で判定可能な、高い感度を
もつ迅速診断法 -|ニュース|シオノギ製薬(塩野義製薬)

新型に感染しているかどうか、特別な装置を使わずに30分
新型に感染しているかどうか、特別な装置を使わずに30分以内に判定で
きる新たな検査法を日本大学などの研究グループが開発し、製薬大手の塩
野義製薬が実用化を進めると発表。感染の第2波が懸念される中、早期の
実用化を目指す。新型コロナウイルスに感染しているかどうか調べるのに、
現在、主に使われているPCR検査は精度は高いものの、専門の技師や特
別な装置が必要なうえ、検体の採取から結果が出るまでおよそ5時間かか
るため、検査体制を強化するうえで、課題になっている。日本大学や東京
医科大学などは、専門の技師や特別な装置なしで、高い精度で感染の有無
を判定できる新たな検査法を開発していて、塩野義製薬は22日、この検
査法の実用化を進めると発表。新たな検査法は、唾液をとって加熱などの
処理をしたうえで、特定の試薬を混ぜると、陽性の場合は色が変わり、30
分以内に確認できる。研究グループが100の検体で検証したところ、PCR
検査と同等の精度で判定できた。塩野義製薬は、感染の有無を調べるため
に使われている抗原検査と比べて精度が高い。感染の第2波が来ることが
懸念される中、早期の実用化を目指し、空港での水際対策などにも役立て
たいと話す。



現在、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)患者を診断する検査法とし
ては、鼻腔や咽頭、唾液から採取した検体からウイルスの核酸を検出する
PCR法(ポリメラーゼ連鎖反応)や抗原検査キット等が用いられている。
しかしながら、これらの検査法では、専用測定器の必要性や測定の簡便性、
迅速性、検体採取時の医療従事者の感染リスク等、依然として多くの課題
が残っているため、これらの課題を解決した高感度かつ安価な診断法が求
められている。
(P: Primer、CT: Circular Temperature、THT-HE: ThT derivative、dNTP:
deoxyribonucleotide triphosphate)



⛨核酸増幅法:SATIC法(Signal Amplification by Ternary Initiation
Complexes法)の基本原理
【概要】
COVID-19の感染の有無を、検出機器を必要とせず目視で容易に判定できる
迅速診断法を開発。本診断法は、核酸(DNA やRNA)の抽出が不要であり、
全く新しい革新的核酸増幅法(SATIC法)を用いることで、特定遺伝子(
がんや生活習慣病に関わる遺伝子や、細菌やウイルスのゲノム等)を、最
終的にナノ磁性ビーズの凝集の有無により可視化し判定する方法である。

①検体採取から25 分ほどで判定可能。
②偽陽性反応等の非特異反応がなく、PCR 法と同等の高感度をもつため、
現行のPCR 検査に代わりうる方法。
③鼻咽頭ぬぐいの綿棒だけでなく、唾液や喀痰からの検出が可能であるた
め、検体採取に伴う医療従事者の感染の危険性が限りなく低減される。
唾液の場合、患者本人による検体採取も可能となる。
④本法のように高価な専用機器を必要としない迅速な高感度遺伝子検出法
で、目視による判定が可能なものは国内外になく、世界に先駆けての方法。

【研究の背景】
中国から発生したSARS-CoV-2 によるCOVID-19 感染症はまたたくまに全世
界に拡大し、死亡率は決して低くない。特に未発症者や潜伏期間にある感
染者からの感染拡大が感染制御の上で大きな問題となり、発症時は軽症か
ら中等症であっても、突然重症化し、生命予後を左右する場合もある。イ
ンフルエンザはすでに多くの迅速キットが市販され、一般外来において簡
便迅速に診断可能となっています。臨床使用されているインフルエンザの
迅速診断キットの検出原理は、ウイルス抗原とその抗体の特異的結合反応
に基づく。しかし、COVID-19は、検体に含まれているウイルス量が少なく、
現在用いられているウイルス検出方法はPCR 法によります。この方法は、
サーマル・サイクラー(高速温度制御装置)を用い、複数のプライマーセッ
トを用いた逆転写リアルタイムPCR 法であり、信頼性の高い測定を行うこ
とが可能となる。しかし、この方法においては検査の判定に専用機器が必
要です。従って、一般外来で検査を行うことは困難で、迅速性はない。ま
た、今後は、感染患者だけでなく接触者や海外渡航者等の幅広いスクリー
ニングにも適用できるような、高感度かつ特異性の高い、なおかつ簡易で
安価な迅速診断方法の開発が急務。



特開2018-153105 固定化ポリメラーゼによる
                 修飾ポリヌクレオチド合成法

【要約】図3のごとく、鋳型ポリヌクレオチド、プライマーオリゴヌクレ
オチド修飾核酸を含む核酸基質および核酸ポリメラーゼを含む反応液を用
いて核酸増幅
反応を行う、修飾核酸を含むポリヌクレチドの合成方法であって、前記核
酸ポリメラーゼがタグ配列を有し、タグ配列を介して担体に固定化されて
いることを特徴とする方法で、修飾核酸を含むポリヌクレチドを効率よ
く合成する技術を提供する。
 図3
✔ 特別な装置を使わず30分で測定できるとは驚くが、30分は長すぎ
る。空港での検疫(瀬戸際)検査では測定時間は限りなく1分間程度で検
出できることが要求される。



❐マルチシェル中空金属有機フレームワーク内の高負荷サブナノメ
トリック粒子の自己生成と安定化、およびLi-O2電池での高性能へ
の利用


図3a エチレングリコール-水複合体の形成プロセスを示す略図と、孤
立した水分子の浸透プロセスの図

リチウム酸素電池安定にするサブナノメートル粒子
蓄電技術は、リチウムイオンバッテリーが提供するエネルギー密度
の10倍を約束しますが、悪名高いサイクリングの不安定性は依然と
して懸念事項です。韓国の研究者たちは、解決策に一歩近づいたか
もしれない。
【要約】原子クラスターサイズのサブナノメートル粒子(SNP)は、
原子から原子への完全利用などの多くの分野で大きな可能性を示し
ているが、高質量負荷での正確な生成と安定化は依然として大きな
課題。この課題を克服するための解決策として、マルチシェル中空
金属有機フレームワーク(MOF)内の高質量負荷でのSNPの合成と保
存を可能にする戦略が示す、交互に水分解性と水安定性のMOFを連
続して積み重ね、多層MOFを構築。次に、制御された水素結合親和
性を使用し、分離された水分子は、水安定性MOFの疎水性ナノケージ
を通して選択的にふるいにかけられ、水分解性MOFに1つずつ移動さ
れる。制御された水素結合親和性を介した水分子の水安定性MOF層に
よる透過は、さまざまなタイプの交互の水分解性層と水安定性層から
SNP を実現するための重要なステップ。このプロセスは、多層MOFを
SNP埋め込みマルチシェル中空MOFに変換し、マルチシェルは、πバ
ックボンディングによってSNPを安定化させ、ホッピングメカニズム
を介し、高い導電率を達成、中空の隙間が輸送抵抗を最小限に抑え
る。これらの機能は、最大5つのシェルを備えた SNP埋め込みマル
チシェル中空MOFを使用して実証されたように、Li–O2バッテリ
ーの
高容量容量と低過電圧を含む高い電気化学性能をもたらす。



図4 Co(OH)2の存在下でのパフォーマンスの向上とマルチシェル
のへの依存。
a)dinulear SNPsとH-ZIF-8 [n S]を使用してアクティ ブサイトを
増やすための戦略の概略図。 b)電流密度50 mA g-1、カットオフ容
量1000 mAh g-1でのH-ZIF-8 [1S]およびZIF-8の重量放電および充電
曲線。 c)H-ZIF-8 [1S]とH-ZIF-8 [5S]の0.1 mA cm-2の定電流、0.5
mAh cm-2 のカットオフ容量での幾何学的放電および充電曲線。 d)
0.1 mA cm-2の定電流密度での完全な幾何学的放電曲線。e)0.1〜105
Hzで振幅10 mVで実行されたEIS測定に対応するナイキストプロット。
f)0.5 mAh cm-2のカットオフ容量でmA cm-2 の定電流でのサイクル
性能比較プロット。g)質量負荷に
よる容量と過電圧の比較プロット。


図2 Co(OH)2 SNPの特性評価。a)正規化されたCo KエッジXANES
スペクトル。b)k3重み付けCo EXAFSスペクトルの フーリエ変換に
よって得られた動径分布関数。 c)動径構造関数の逆フーリエ変換
によって得られたCo(OH)2サイズのCo KエッジEXAFSシミュレーシ
ョン曲線。d)原始的なZIF-8のシミュレーションパターンを使用し
たXRDパターン。e)正規化されたCo LエッジNEXAFSスペクトル。f)
正規化されたN KエッジNEXAFSスペクトル。g)マイクロポア内での
Co(OH)2 SNPの自己生成と安定化の図。




滋賀県安曇川で採れる幻の果実・ボイセンベリーの琥珀糖「MIO」


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