今日はよっちゃんイカの白いやつです。

これも僕の子供のころからあるやつなんですけど・・・なぜか食べてた記憶がない。子供のころって変なこだわりとかあって、食べるやつはひたすら食べるけど、食べないやつはまったく食べない、みたいなかんじでしたので、よっちゃんはどういう理由か「食べない」のカテゴリーに入れられていたのかもしれません。いやー、かなりすっぱいですね、これ。赤いほうはそうでもないのかな。
本日は第24回私が好きなマンガの話。今回取り上げるのは本秀康の『本秀康名作劇場』(全1巻・小学館)です。
本さんはイラストレーターで、レコスケくんなんかが有名ですね。ピンとこない人は本秀康で画像検索してみてください。一度は見たことある絵が出てくるはずです。キャラクター可愛いですよね。
で、イラストレーターでありながらマンガの才能もあるということなんですね。本作は短編集でして、本さんの独特の世界観が炸裂してます。この世界観にノレる人とノレない人ははっきりわかれるかもしれません。ただハマる人はずっぽりハマる・・・そんな作風です。
とりわけ素晴らしいのは、男の子の永遠のあこがれであるヒーローを描いた「かっこいいぞ、俺」。もうこの1本だけでも読んでほしいくらいです。いやほんとに面白いんだから。
本さんはこの連作のあと、『ワイルドマウンテン』という長編の連載をスタートさせるのですが、これが大ハズレ。ほかのマンガだと、いずれも短編集の『たのしい人生』も『君の友だち』も『本秀康の描く4ページ』も、みんな面白い。しかし『ワイルドマウンテン』は、う~~ん・・・ですね。短編向きの作家さんなのかもしれません。
ここで新型コロナウイルス関連身辺ニュース、および雑感。
日本でも17日に医療従事者へのワクチンの優先接種が始まりました。なんかずっと「いつになったら日本にワクチン来るのか」って話してましたけど、いざ始まってみるとけっこう早かったな、って感じましたね。僕だけですか?
一般の接種は4月ごろからになるそうですが、ぼちぼち自分のことも考えといたがいいでしょうね。僕は福岡に住んでますけど、住民票は熊本にあるんですよ。だから接種のために熊本帰らなきゃならないのか、手続きすれば福岡でも受けられるのか、どうなんでしょうね。
東京五輪についての議論もコロナに負けず劣らずかまびすしい昨今ですが、「オリンピックの開催をどうすべきか」っていう一般のアンケートで、「再延期」っていう選択肢があって、それを選んでる人がけっこう多いのに驚きました。僕は東京オリンピックの選択肢は、開催か、中止か、2024年をパリに譲ってもらうか、のいずれかで、再延期ってのは可能性としてあり得ると思ってなかったんですね。
できるのかな、再延期。そうなると2022年に北京で開催される冬季オリンピックと同年開催になるわけ?ほんとにできんの?
なんか「コロナを克服した象徴の大会」にするために意地でも中止にしたくない、っていう勢力があるんじゃねえかって気がするんですけど。
森喜朗ちゃんが会長辞めるちょっと前に、「中止などと言ってはいけない、絶対にやるんだという気持ちで取り組む」みたいな発言してましたけど、まさか中止という選択肢は誰も考えていないのでしょうか。
「中止」や「負け」を思考することを「後ろ向き」だとか「敗北主義」だとか言って否定する人たちいますよね。国のトップどころからこの手の発言が漏れ出てくるのを見てると、この国って太平洋戦争の時からほとんど変わってねえな、って思います。先の戦争の時にも「敗戦など考えてはいけない」っつってまともな戦略立てずに、勝ち目のない無謀な作戦展開して、自国の兵士を大勢無駄死にさせました。負けを拒絶し続けたために終戦を長引かせ、空襲の被害も拡大させてしまいました。
負けを考えるのは敗北主義でも売国でもありません。負けた時のことを冷静にシミュレートして、「いかにして負けた場合の被害を最小にするか」を考えつくすことが、全体の利益にかなう知的な態度です。日本以外の国ではフツーにやってます。
17日に島根県の丸山達也知事が、県内の聖火リレーの中止の検討と、現在の状況ではオリンピック自体を開催すべきでないとの意見表明を行いました。これが「蟻の一穴」となって、同調者が徐々に拡がっていく可能性もあります。
何がなんでも五輪を開催させたい勢力には、丸山知事の発言は目障りだったようで、さっそく竹下亘ちゃんが不快感を明らかにしてました。開催賛成以外は黙っていろということでしょうか。どうしても「一丸になる」じゃないと気がすまないんでしょうか。丸山知事みたいな人の意見を重用しておけば、いざ中止となった時の損害を控えめにできるかもしれないのに。
ほんとに大会組織委員会の中には、中止を検討している人はひとりもいないのでしょうか。中止になった場合、「どうしたら損益を最小限に抑えることができるか」を計量的に考えている人はいないのでしょうか。だとしたら、考えなしの戦争の被害が甚大なものとなったように、いっさい検討していなかった五輪中止の損害もまた、計り知れないものとなるのではないでしょうか。
なんかうすら寒い予感がします。

これも僕の子供のころからあるやつなんですけど・・・なぜか食べてた記憶がない。子供のころって変なこだわりとかあって、食べるやつはひたすら食べるけど、食べないやつはまったく食べない、みたいなかんじでしたので、よっちゃんはどういう理由か「食べない」のカテゴリーに入れられていたのかもしれません。いやー、かなりすっぱいですね、これ。赤いほうはそうでもないのかな。
本日は第24回私が好きなマンガの話。今回取り上げるのは本秀康の『本秀康名作劇場』(全1巻・小学館)です。
本さんはイラストレーターで、レコスケくんなんかが有名ですね。ピンとこない人は本秀康で画像検索してみてください。一度は見たことある絵が出てくるはずです。キャラクター可愛いですよね。
で、イラストレーターでありながらマンガの才能もあるということなんですね。本作は短編集でして、本さんの独特の世界観が炸裂してます。この世界観にノレる人とノレない人ははっきりわかれるかもしれません。ただハマる人はずっぽりハマる・・・そんな作風です。
とりわけ素晴らしいのは、男の子の永遠のあこがれであるヒーローを描いた「かっこいいぞ、俺」。もうこの1本だけでも読んでほしいくらいです。いやほんとに面白いんだから。
本さんはこの連作のあと、『ワイルドマウンテン』という長編の連載をスタートさせるのですが、これが大ハズレ。ほかのマンガだと、いずれも短編集の『たのしい人生』も『君の友だち』も『本秀康の描く4ページ』も、みんな面白い。しかし『ワイルドマウンテン』は、う~~ん・・・ですね。短編向きの作家さんなのかもしれません。
ここで新型コロナウイルス関連身辺ニュース、および雑感。
日本でも17日に医療従事者へのワクチンの優先接種が始まりました。なんかずっと「いつになったら日本にワクチン来るのか」って話してましたけど、いざ始まってみるとけっこう早かったな、って感じましたね。僕だけですか?
一般の接種は4月ごろからになるそうですが、ぼちぼち自分のことも考えといたがいいでしょうね。僕は福岡に住んでますけど、住民票は熊本にあるんですよ。だから接種のために熊本帰らなきゃならないのか、手続きすれば福岡でも受けられるのか、どうなんでしょうね。
東京五輪についての議論もコロナに負けず劣らずかまびすしい昨今ですが、「オリンピックの開催をどうすべきか」っていう一般のアンケートで、「再延期」っていう選択肢があって、それを選んでる人がけっこう多いのに驚きました。僕は東京オリンピックの選択肢は、開催か、中止か、2024年をパリに譲ってもらうか、のいずれかで、再延期ってのは可能性としてあり得ると思ってなかったんですね。
できるのかな、再延期。そうなると2022年に北京で開催される冬季オリンピックと同年開催になるわけ?ほんとにできんの?
なんか「コロナを克服した象徴の大会」にするために意地でも中止にしたくない、っていう勢力があるんじゃねえかって気がするんですけど。
森喜朗ちゃんが会長辞めるちょっと前に、「中止などと言ってはいけない、絶対にやるんだという気持ちで取り組む」みたいな発言してましたけど、まさか中止という選択肢は誰も考えていないのでしょうか。
「中止」や「負け」を思考することを「後ろ向き」だとか「敗北主義」だとか言って否定する人たちいますよね。国のトップどころからこの手の発言が漏れ出てくるのを見てると、この国って太平洋戦争の時からほとんど変わってねえな、って思います。先の戦争の時にも「敗戦など考えてはいけない」っつってまともな戦略立てずに、勝ち目のない無謀な作戦展開して、自国の兵士を大勢無駄死にさせました。負けを拒絶し続けたために終戦を長引かせ、空襲の被害も拡大させてしまいました。
負けを考えるのは敗北主義でも売国でもありません。負けた時のことを冷静にシミュレートして、「いかにして負けた場合の被害を最小にするか」を考えつくすことが、全体の利益にかなう知的な態度です。日本以外の国ではフツーにやってます。
17日に島根県の丸山達也知事が、県内の聖火リレーの中止の検討と、現在の状況ではオリンピック自体を開催すべきでないとの意見表明を行いました。これが「蟻の一穴」となって、同調者が徐々に拡がっていく可能性もあります。
何がなんでも五輪を開催させたい勢力には、丸山知事の発言は目障りだったようで、さっそく竹下亘ちゃんが不快感を明らかにしてました。開催賛成以外は黙っていろということでしょうか。どうしても「一丸になる」じゃないと気がすまないんでしょうか。丸山知事みたいな人の意見を重用しておけば、いざ中止となった時の損害を控えめにできるかもしれないのに。
ほんとに大会組織委員会の中には、中止を検討している人はひとりもいないのでしょうか。中止になった場合、「どうしたら損益を最小限に抑えることができるか」を計量的に考えている人はいないのでしょうか。だとしたら、考えなしの戦争の被害が甚大なものとなったように、いっさい検討していなかった五輪中止の損害もまた、計り知れないものとなるのではないでしょうか。
なんかうすら寒い予感がします。