今日はサクッとしたアイツらです。



人生いろいろ、クッキーいろいろ。ブレッドもあればサブレもある。みんな違ってみんないい。
様々、つまり多様性。そう、多様性について話しましょう。今、ここまできてますという話。
前にもお話ししましたが、福岡では今、ネパール人とベトナム人が増えています。特にネパール。
元々は中国・朝鮮系の人達が多く、次いでフィリピンってかんじだったんですけど、最近はネパールが圧倒しているんですね。なんでも、ネパールは仕事少ないから出稼ぎに行かざるを得ないそうで。
外を歩けば自転車に乗ったネパール人とすれ違うし、コンビニに行けば、レジ打ちの6割はネパールの店員さんです(肌感覚)。
あ、福岡って言っても、福岡県全域じゃないですよ。あくまで僕の生活圏内の話です。
んで、これも前話しましたけど、ネパール系のお店も増えてるんですね。ネパールとか、その周辺諸国の輸入食品店。それに、ネパール・インド料理店。インドカレーのお店はネパール人がやってること多いらしいんですけど、ネパールとインドはお隣同士なんで、料理もだいたい似てるんでしょうね。
僕も輸入食品店には、いくつか行ってみたことがあります。お店の看板にはいっさい日本語がなかったりしますし、輸入業者が仕入れてる商品なら日本語の説明書きありますけど、直輸入のやつだと、パッケージのイラストで判断するしかありません。
僕は基本的に自炊はしないんで、買うのはお菓子です。良さげなやつをいくつか買い込んで、味見してみたんですけど・・・。正直、おいしいと思えるお菓子はほとんどありませんでした。中にはおいしいのもあるんですけど、極端に辛かったりするんですね。2,3口しか食べられないんですよ、そーゆーの。
これ、南アジアや東南アジアのお菓子はあまりおいしくないってことではなく、国ごとに味覚が違うってこと、そして何より、日本のお菓子のレベルが高すぎるってことなんだと思うんですよね。先進国だから、お菓子のレベルも先行っちゃってると。
一番ぶったまげたのが、魚の皮を揚げたチップス。ベトナムのお菓子で、たしかナマズの皮でしたかね。それを片栗粉につけて揚げたやつだったか、素揚げしたやつだったか、そんなんでした。
珍しいんで、一度試そうと、買って食べてみましたよ。したらまあ、生臭いこと!ひとくちでもうギブアップです。
ベトナム人はこんなん当たり前に食べてんのか?まあカルチャーショックでしたよ。
そんでね、最近ついに、ネパール系の服屋さんもできたんですよ。いや、服には詳しくないんで、どこの国の服かってのは正確にはわからないんですけど、たぶんネパールです。
服屋さんができるってことは、それだけ需要があるってことですよね。これからもっとネパール系のいろんなお店ができていくのかもしれません。
ちなみにその服屋さん、元々ガレージだった場所に作られてるみたいで、ドアがないんですね。あるのはシャッターだけなんです。
なので、普通のお店であれば、基本的にドアは閉めてあって、客が開閉するわけですが、その店だとそうはいかない。シャッターを上げてあれば、つねに入口がオープンしているのです。
そのため、暑かろうと寒かろうと、開店中は入口を開けっぱなしにしておかないといけないのです。店員さんはつらいでしょう。せめてもの対策で、シャッターを上半分だけ閉めてあるときもありました。なんともいじらしい。
お金はネパール・ルピーとジャパニーズ・エン、どちらが使えるのでしょうか。
あと、ネパール人らしきスーツ姿の若い男女が、自転車に2人乗りしてるのを見かけて驚いたこともあります。
在福のネパールの人達って、だいたい工場や建築の肉体労働か、スーパーやコンビニの接客業で、スーツ着る業種で働いてるイメージなかったんですよね。いや、そりゃそーゆーネパール人もいるでしょうけども。
でもなんか、そこは壁があるんじゃないかって思い込んでたんですよね。日本人じゃないと採用してもらえないんじゃないかって。
明確に国籍を採用条件に打ち出している企業のほうが少数派でしょうけど(それとも、法律で禁止されているのでしょうか)、それでも「暗黙のルール」で落とされちゃうケース、多そうですからね。じゃなきゃ、日本語検定1級じゃないとダメだとか、ビザの種類ごとに就ける職種が限られてるとか、そういった制限がありそうですし。
でも、オフィスワークにもネパール人が入り込み始めているのです。これもまた、ゆるやかに、しかし確実に起こり始めてる変化です。
それからですね、少し前に近所の商業施設で、ちょっとしたイベントやってたんですよ。
そこは大きめの駐車場に、複数の店舗(テナント)が併設されてるタイプの施設なんですけど、そこの広場に舞台が設置されて、お芝居や歌謡などの演目が行われていたんです。
それら演目は、すべてネパールとベトナムのものでした。舞台の周囲にはアジアン雑貨の出店も複数あって、アジアをテーマとしたイベントだったんです。
たまたまそこを通りかかり、なんとなく舞台を眺めながら通り過ぎました。ちょうどお芝居が開演されていたんですけど、セリフはすべてネパール語、もしくはベトナム語で(僕にはその区別がつきません)、日本語の翻訳はいっさい入っていませんでした。
なので、「翻訳なかったらなんのこっちゃわかんねーじゃん」って思ったんですけど、すぐにふと思いなおしました。
このお芝居は、完全に現地のネパール人、もしくはベトナム人に向けて行われているのであって、日本人には向けられていないのだ、と。
そう、日本の商業施設、どちらかというと日本人利用者のほうが多い施設で開催されたイベントであるにもかかわらず、それは日本人を対象とはしていなかったのです。日本人は、完全に視野の外に押しやられていた。別に排除されてたわけではありませんが、そのお芝居を理解するには、ネパール語、もしくはベトナム語を習熟してなければならなかった。
客席を見ると、客はすべてネパールかベトナム、もしくはその両方。福岡在住のネパール人、およびベトナム人のために開催されたイベントだったのです。
日本の商業施設で、日本人をまったく相手にしていないイベントが開催される。ここまできたか、と思いました。
いや、もちろんいいことですよ。彼らもコミュニティを築いて、同国人とのつながり強くしたほうが暮らしやすいでしょうし、このようなイベントが定期的に開催されるほうが楽しいでしょうからね。福岡で楽しく暮らせるよう、どんどんやったらいいと思います。
ただ、外国人が増えるとこーゆーことが起きるって想像してなかったので、けっこう驚いたってことです。保守的な人、右寄りの人なんかは、「日本がのっとられる」みたいな言い方しますけど、日本は100%日本人のものってわけじゃないし、彼らが日本で暮らし、働いている以上、多少はのっとらせてあげるべきなんじゃないですかね。
日本はぜんぶ日本人のものって考え、みっともないし、日本人だって海外に進出すれば少なからず現地をのっとるものです。そうやって、のっとったりのっとられたりしているものなんですよ。それが人間の営みっつーかね。
仮にのっとられたとしても、永久にのっとられたままになるわけじゃありませんからね。そこは栄枯盛衰っつーか、陣取りゲームなわけですよ。
かつては多数派を占めていた中国・朝鮮系を、ネパール・ベトナムが圧倒しているように、いずれほかの国の移民が多数派に取って代わるかもしれない。と言うか、たぶんそうなるでしょう。勢力図は絶えず変化しているのです。
今日本人と呼ばれている人達だって、最初から日本の所有者だったわけじゃない。歴史の流れの中で、たまたまそうなった。
だから運が良ければこれからも日本を所有していけるでしょうけど、いつかその座をゆずり渡す日がくるかもしれない。そうなったらもう、受け入れるほかありませんよ。
人種もいろいろ、国籍もいろいろ。クッキーだって、いろんな種類があったほうがいい。
テーブルが豊かになるように、日本も豊かになるでしょう。



人生いろいろ、クッキーいろいろ。ブレッドもあればサブレもある。みんな違ってみんないい。
様々、つまり多様性。そう、多様性について話しましょう。今、ここまできてますという話。
前にもお話ししましたが、福岡では今、ネパール人とベトナム人が増えています。特にネパール。
元々は中国・朝鮮系の人達が多く、次いでフィリピンってかんじだったんですけど、最近はネパールが圧倒しているんですね。なんでも、ネパールは仕事少ないから出稼ぎに行かざるを得ないそうで。
外を歩けば自転車に乗ったネパール人とすれ違うし、コンビニに行けば、レジ打ちの6割はネパールの店員さんです(肌感覚)。
あ、福岡って言っても、福岡県全域じゃないですよ。あくまで僕の生活圏内の話です。
んで、これも前話しましたけど、ネパール系のお店も増えてるんですね。ネパールとか、その周辺諸国の輸入食品店。それに、ネパール・インド料理店。インドカレーのお店はネパール人がやってること多いらしいんですけど、ネパールとインドはお隣同士なんで、料理もだいたい似てるんでしょうね。
僕も輸入食品店には、いくつか行ってみたことがあります。お店の看板にはいっさい日本語がなかったりしますし、輸入業者が仕入れてる商品なら日本語の説明書きありますけど、直輸入のやつだと、パッケージのイラストで判断するしかありません。
僕は基本的に自炊はしないんで、買うのはお菓子です。良さげなやつをいくつか買い込んで、味見してみたんですけど・・・。正直、おいしいと思えるお菓子はほとんどありませんでした。中にはおいしいのもあるんですけど、極端に辛かったりするんですね。2,3口しか食べられないんですよ、そーゆーの。
これ、南アジアや東南アジアのお菓子はあまりおいしくないってことではなく、国ごとに味覚が違うってこと、そして何より、日本のお菓子のレベルが高すぎるってことなんだと思うんですよね。先進国だから、お菓子のレベルも先行っちゃってると。
一番ぶったまげたのが、魚の皮を揚げたチップス。ベトナムのお菓子で、たしかナマズの皮でしたかね。それを片栗粉につけて揚げたやつだったか、素揚げしたやつだったか、そんなんでした。
珍しいんで、一度試そうと、買って食べてみましたよ。したらまあ、生臭いこと!ひとくちでもうギブアップです。
ベトナム人はこんなん当たり前に食べてんのか?まあカルチャーショックでしたよ。
そんでね、最近ついに、ネパール系の服屋さんもできたんですよ。いや、服には詳しくないんで、どこの国の服かってのは正確にはわからないんですけど、たぶんネパールです。
服屋さんができるってことは、それだけ需要があるってことですよね。これからもっとネパール系のいろんなお店ができていくのかもしれません。
ちなみにその服屋さん、元々ガレージだった場所に作られてるみたいで、ドアがないんですね。あるのはシャッターだけなんです。
なので、普通のお店であれば、基本的にドアは閉めてあって、客が開閉するわけですが、その店だとそうはいかない。シャッターを上げてあれば、つねに入口がオープンしているのです。
そのため、暑かろうと寒かろうと、開店中は入口を開けっぱなしにしておかないといけないのです。店員さんはつらいでしょう。せめてもの対策で、シャッターを上半分だけ閉めてあるときもありました。なんともいじらしい。
お金はネパール・ルピーとジャパニーズ・エン、どちらが使えるのでしょうか。
あと、ネパール人らしきスーツ姿の若い男女が、自転車に2人乗りしてるのを見かけて驚いたこともあります。
在福のネパールの人達って、だいたい工場や建築の肉体労働か、スーパーやコンビニの接客業で、スーツ着る業種で働いてるイメージなかったんですよね。いや、そりゃそーゆーネパール人もいるでしょうけども。
でもなんか、そこは壁があるんじゃないかって思い込んでたんですよね。日本人じゃないと採用してもらえないんじゃないかって。
明確に国籍を採用条件に打ち出している企業のほうが少数派でしょうけど(それとも、法律で禁止されているのでしょうか)、それでも「暗黙のルール」で落とされちゃうケース、多そうですからね。じゃなきゃ、日本語検定1級じゃないとダメだとか、ビザの種類ごとに就ける職種が限られてるとか、そういった制限がありそうですし。
でも、オフィスワークにもネパール人が入り込み始めているのです。これもまた、ゆるやかに、しかし確実に起こり始めてる変化です。
それからですね、少し前に近所の商業施設で、ちょっとしたイベントやってたんですよ。
そこは大きめの駐車場に、複数の店舗(テナント)が併設されてるタイプの施設なんですけど、そこの広場に舞台が設置されて、お芝居や歌謡などの演目が行われていたんです。
それら演目は、すべてネパールとベトナムのものでした。舞台の周囲にはアジアン雑貨の出店も複数あって、アジアをテーマとしたイベントだったんです。
たまたまそこを通りかかり、なんとなく舞台を眺めながら通り過ぎました。ちょうどお芝居が開演されていたんですけど、セリフはすべてネパール語、もしくはベトナム語で(僕にはその区別がつきません)、日本語の翻訳はいっさい入っていませんでした。
なので、「翻訳なかったらなんのこっちゃわかんねーじゃん」って思ったんですけど、すぐにふと思いなおしました。
このお芝居は、完全に現地のネパール人、もしくはベトナム人に向けて行われているのであって、日本人には向けられていないのだ、と。
そう、日本の商業施設、どちらかというと日本人利用者のほうが多い施設で開催されたイベントであるにもかかわらず、それは日本人を対象とはしていなかったのです。日本人は、完全に視野の外に押しやられていた。別に排除されてたわけではありませんが、そのお芝居を理解するには、ネパール語、もしくはベトナム語を習熟してなければならなかった。
客席を見ると、客はすべてネパールかベトナム、もしくはその両方。福岡在住のネパール人、およびベトナム人のために開催されたイベントだったのです。
日本の商業施設で、日本人をまったく相手にしていないイベントが開催される。ここまできたか、と思いました。
いや、もちろんいいことですよ。彼らもコミュニティを築いて、同国人とのつながり強くしたほうが暮らしやすいでしょうし、このようなイベントが定期的に開催されるほうが楽しいでしょうからね。福岡で楽しく暮らせるよう、どんどんやったらいいと思います。
ただ、外国人が増えるとこーゆーことが起きるって想像してなかったので、けっこう驚いたってことです。保守的な人、右寄りの人なんかは、「日本がのっとられる」みたいな言い方しますけど、日本は100%日本人のものってわけじゃないし、彼らが日本で暮らし、働いている以上、多少はのっとらせてあげるべきなんじゃないですかね。
日本はぜんぶ日本人のものって考え、みっともないし、日本人だって海外に進出すれば少なからず現地をのっとるものです。そうやって、のっとったりのっとられたりしているものなんですよ。それが人間の営みっつーかね。
仮にのっとられたとしても、永久にのっとられたままになるわけじゃありませんからね。そこは栄枯盛衰っつーか、陣取りゲームなわけですよ。
かつては多数派を占めていた中国・朝鮮系を、ネパール・ベトナムが圧倒しているように、いずれほかの国の移民が多数派に取って代わるかもしれない。と言うか、たぶんそうなるでしょう。勢力図は絶えず変化しているのです。
今日本人と呼ばれている人達だって、最初から日本の所有者だったわけじゃない。歴史の流れの中で、たまたまそうなった。
だから運が良ければこれからも日本を所有していけるでしょうけど、いつかその座をゆずり渡す日がくるかもしれない。そうなったらもう、受け入れるほかありませんよ。
人種もいろいろ、国籍もいろいろ。クッキーだって、いろんな種類があったほうがいい。
テーブルが豊かになるように、日本も豊かになるでしょう。
今日は日曜のうつわです。

君が最後にサンデーカップを食べたのは何曜日だったね?そんな探偵のごとき質問をしたくなるアイス。
サンデーカップでビューティフルサンデー。
そう、うつわ。人間のうつわの話をしましょう。答えが質問からズレてしまう話。
日常の、よくある質問に、「お仕事はなんですか」ってのがありますよね。初対面の相手との、会話の糸口によく訊かれがちです。
普通であれば、「タクシーの運転手です」とか、「医者です」とか答えますよね。でもこれに、社名で答える人がいたりするんですよ。
そーゆー人ってのは、だいたい有名企業に勤めていらっしゃるんですね。誰もがその名を知っている会社。その社名を、「◯◯です」って答えるんです。
これ、質問と答えがズレてるじゃないですか。訊いてるのは職業であって、社名ではない。なのにこれで問題なかろうとばかりに、社名で返してくるのです。
なぜ質問とズレた答えを返すのか。それはその人が、有名企業に勤めているということを、鼻にかけているからです。「オレはすごいだろう」と。
オレは有名企業の社員なのだということをひけらかすために、職業ではなく社名で答えているのです。最近の言葉で言うならマウンティングですね。
まあ、社名で答える良さもありますよ。誰もが知ってる企業の名を言うことで、だいたいどんな仕事なのか、スムーズに理解させられますからね。
だから質問からズレていようとも、意味のある返しにはなっている。でも、僕は引っかかってしまうのです。
「コイツ、自慢してやがんな」って。
職業を訊かれて、あえて社名を答える人は、勤め先に誇りを持っているのです。だから職業を聴かれると、ここぞとばかりに社名で答える。
「どうだ、オレは一流企業に勤めているのだぞ」と。そして、「ええ~、あの◯◯ですかぁ~」という驚きの声を引き出そうとするのです。
もくろみ通り、相手が驚いてくれたらご満悦です。悦にひたりながら、「いやぁ~、そんなたいしたことないですよ」と心にもないことを言って、謙虚さアピールもぬかりなくやってのけるのです。たいしたものですね。
職業を訊かれて社名で答える人は、みなこのような人なのです。高慢で、平気で人を見下し、肩書や年収が人間の価値のすべてだと思い込んでいる。
だから僕は引っかかってしまうのです。鼻持ちならないひけらかしをしているとしか思えないのです。謙虚さがあるのなら、社名ではなく職業名を答えるはずですから。
いやぁ~、いやらしいですね。陰湿な人間の見本ですね。こうはなりたくないですね。
職業を訊かれて社名を答える人、要注意です。
質問と答えがズレると言えば、地名でもありますよね。
横浜市出身の人、および横浜在住の人は、「どこ出身ですか」とか、「どこから来たんですか」と訊かれると、決まって「横浜です」って答えるじゃないですか。これもね、ちょっとだけズレてるんですよ。
いや、間違っちゃいませんよ。間違ったことは言ってない。でも、普通の答えからは、ちょっとだけズレている。
だって、普通はこれらの質問には、都道府県で答えますからね。
「どこ出身ですか」とか、「どこから来たんですか」とかいう質問には、「高知です」とか、「滋賀です」などと答えるのが普通です。都道府県を単位として答える。それが普通なのです。
なのに横浜の人は、「神奈川です」とは言わず、「横浜です」と答える。答えの単位がズレてるんですよね。
これは神戸の人にも当てはまります。神戸の人は、出身を訊かれると、「兵庫です」とは言わず、「神戸です」と答える。
なぜにこのようなズレが生じるのかと言えば、こちらもやはり有名企業の場合と同じく、出身地がステイタスになっているからです。
横浜の人は横浜がカッコイイと思っているし、神戸の人は神戸がカッコイイと思っているのです。そして、それと比べると、神奈川と兵庫は、あまりカッコよくないと思っている。だから県名で答えないのです。普通なら県名で答えるべきところを、市名で答えるのです。
このように答える人も、やはりいくらか高慢です。自分の市(横浜、ないし神戸)はカッコイイ。ほかの市は、それよりカッコよくない。そう思っているからです。
なので、出身を訊かれて、都道府県名ではなく、市名で答える人も要注意です。たぶん横浜と神戸だけだと思いますけど。
気持ちはわからなくはないですけどね。どちらの市にも、「洗練」「オシャレ」といったブランドイメージがあって、人々のあこがれを集めています。だから、そんなあこがれシティに住んでいるのだぞ、と言いたいのです。
それに、日本人ならみんな知ってる有名シティだから、神奈川や兵庫と答えるより通りがいい、という面もあります。有名企業の場合と同じように、そう答えたほうがわかりやすい、ということですね。
でもやっぱ、どうしても鼻にかけてる様子を感じてしまうんですね。「オシャレタウンから来ましたで、ダサいタウンにお住いの皆さん」みたいな。
僕はひとこと言いたい。「横浜と神戸がオシャレだというのはその通りだとしても、それはあなたが作り上げたものではない。あなたはただそこに住んでいるだけで、いばれることなど何もしていない」って。
そこが出身地を鼻にかける人が勘違いしているところですよね。なんの努力もしていないのに、自分の手柄であるかのような顔をしているっていう。
横浜出身?運よくそこに生まれついただけだろって。運がよかっただけでいばってんじゃねーよって。
これは質問と答えのズレとは違う話ですけど、京都の人にも言えることですよね。京都の人って、京都出身ってだけで、すげーえらそうにしてますけど、運よく京都に生まれ落ちただけであって、なんの努力もしてないですよね。ほんと、勘違いもはなはだしい。運がよかっただけで、なぜそんなえらそーにできるのでしょうか。
京都府民は性格悪い人が多い。そして、出身訊かれて市名で返す人も要注意です。
社名と地名を鼻にかけてたら、うつわが小さくなっちゃいますよ。うつわを大きくしましょう。そしてサンデーカップを食べましょう。

君が最後にサンデーカップを食べたのは何曜日だったね?そんな探偵のごとき質問をしたくなるアイス。
サンデーカップでビューティフルサンデー。
そう、うつわ。人間のうつわの話をしましょう。答えが質問からズレてしまう話。
日常の、よくある質問に、「お仕事はなんですか」ってのがありますよね。初対面の相手との、会話の糸口によく訊かれがちです。
普通であれば、「タクシーの運転手です」とか、「医者です」とか答えますよね。でもこれに、社名で答える人がいたりするんですよ。
そーゆー人ってのは、だいたい有名企業に勤めていらっしゃるんですね。誰もがその名を知っている会社。その社名を、「◯◯です」って答えるんです。
これ、質問と答えがズレてるじゃないですか。訊いてるのは職業であって、社名ではない。なのにこれで問題なかろうとばかりに、社名で返してくるのです。
なぜ質問とズレた答えを返すのか。それはその人が、有名企業に勤めているということを、鼻にかけているからです。「オレはすごいだろう」と。
オレは有名企業の社員なのだということをひけらかすために、職業ではなく社名で答えているのです。最近の言葉で言うならマウンティングですね。
まあ、社名で答える良さもありますよ。誰もが知ってる企業の名を言うことで、だいたいどんな仕事なのか、スムーズに理解させられますからね。
だから質問からズレていようとも、意味のある返しにはなっている。でも、僕は引っかかってしまうのです。
「コイツ、自慢してやがんな」って。
職業を訊かれて、あえて社名を答える人は、勤め先に誇りを持っているのです。だから職業を聴かれると、ここぞとばかりに社名で答える。
「どうだ、オレは一流企業に勤めているのだぞ」と。そして、「ええ~、あの◯◯ですかぁ~」という驚きの声を引き出そうとするのです。
もくろみ通り、相手が驚いてくれたらご満悦です。悦にひたりながら、「いやぁ~、そんなたいしたことないですよ」と心にもないことを言って、謙虚さアピールもぬかりなくやってのけるのです。たいしたものですね。
職業を訊かれて社名で答える人は、みなこのような人なのです。高慢で、平気で人を見下し、肩書や年収が人間の価値のすべてだと思い込んでいる。
だから僕は引っかかってしまうのです。鼻持ちならないひけらかしをしているとしか思えないのです。謙虚さがあるのなら、社名ではなく職業名を答えるはずですから。
いやぁ~、いやらしいですね。陰湿な人間の見本ですね。こうはなりたくないですね。
職業を訊かれて社名を答える人、要注意です。
質問と答えがズレると言えば、地名でもありますよね。
横浜市出身の人、および横浜在住の人は、「どこ出身ですか」とか、「どこから来たんですか」と訊かれると、決まって「横浜です」って答えるじゃないですか。これもね、ちょっとだけズレてるんですよ。
いや、間違っちゃいませんよ。間違ったことは言ってない。でも、普通の答えからは、ちょっとだけズレている。
だって、普通はこれらの質問には、都道府県で答えますからね。
「どこ出身ですか」とか、「どこから来たんですか」とかいう質問には、「高知です」とか、「滋賀です」などと答えるのが普通です。都道府県を単位として答える。それが普通なのです。
なのに横浜の人は、「神奈川です」とは言わず、「横浜です」と答える。答えの単位がズレてるんですよね。
これは神戸の人にも当てはまります。神戸の人は、出身を訊かれると、「兵庫です」とは言わず、「神戸です」と答える。
なぜにこのようなズレが生じるのかと言えば、こちらもやはり有名企業の場合と同じく、出身地がステイタスになっているからです。
横浜の人は横浜がカッコイイと思っているし、神戸の人は神戸がカッコイイと思っているのです。そして、それと比べると、神奈川と兵庫は、あまりカッコよくないと思っている。だから県名で答えないのです。普通なら県名で答えるべきところを、市名で答えるのです。
このように答える人も、やはりいくらか高慢です。自分の市(横浜、ないし神戸)はカッコイイ。ほかの市は、それよりカッコよくない。そう思っているからです。
なので、出身を訊かれて、都道府県名ではなく、市名で答える人も要注意です。たぶん横浜と神戸だけだと思いますけど。
気持ちはわからなくはないですけどね。どちらの市にも、「洗練」「オシャレ」といったブランドイメージがあって、人々のあこがれを集めています。だから、そんなあこがれシティに住んでいるのだぞ、と言いたいのです。
それに、日本人ならみんな知ってる有名シティだから、神奈川や兵庫と答えるより通りがいい、という面もあります。有名企業の場合と同じように、そう答えたほうがわかりやすい、ということですね。
でもやっぱ、どうしても鼻にかけてる様子を感じてしまうんですね。「オシャレタウンから来ましたで、ダサいタウンにお住いの皆さん」みたいな。
僕はひとこと言いたい。「横浜と神戸がオシャレだというのはその通りだとしても、それはあなたが作り上げたものではない。あなたはただそこに住んでいるだけで、いばれることなど何もしていない」って。
そこが出身地を鼻にかける人が勘違いしているところですよね。なんの努力もしていないのに、自分の手柄であるかのような顔をしているっていう。
横浜出身?運よくそこに生まれついただけだろって。運がよかっただけでいばってんじゃねーよって。
これは質問と答えのズレとは違う話ですけど、京都の人にも言えることですよね。京都の人って、京都出身ってだけで、すげーえらそうにしてますけど、運よく京都に生まれ落ちただけであって、なんの努力もしてないですよね。ほんと、勘違いもはなはだしい。運がよかっただけで、なぜそんなえらそーにできるのでしょうか。
京都府民は性格悪い人が多い。そして、出身訊かれて市名で返す人も要注意です。
社名と地名を鼻にかけてたら、うつわが小さくなっちゃいますよ。うつわを大きくしましょう。そしてサンデーカップを食べましょう。