Kyoko AIHARA's Diary (Writer&Photographer) 相原恭子(作家&写真家)のブログ 

ヨーロッパ紀行、京都花街と着物、ビールとグルメなどをテーマに執筆、撮影、国内・海外での写真展や講演等。今日も良い日!

2011年1月23日(日) 星の夜 多良間島の夢幻の星空を想う

2011-01-23 | 日本の旅
昨夜、戸を閉めようとしたら星空。

チカチカと光る星に、
沖縄の多良間島で見た、漆黒の夜空を、
モザイクのように尽くす程の
物凄い星空を思い出した


芭蕉布のおばさん、Hさんの家の一室に泊まっていた「八月踊り」の夏の夜だった。

突然目が醒め、目の前の窓を見ると、一幅の絵の様に、
漆黒をバックに、物凄い光が所狭しと無数にまたたいている。
一体、これは何? 


それは星空だった。
星って、一体、こんなにたくさんあるものなのか?

おばさんのサンダルをつっかけて、無意識に外へ出た。

どこを歩いたか覚えていない。

サトウキビ畑が星明りに照らされて、茶色がかって不思議な色に見えた。
私が畑の間を散歩したのは、一分だったのか、一時間だったのか、
思い出せない。


<注意>→これは私が夢遊病なのではない。
翌朝、近所の人たちが、五十年来、いや、八十年来の物凄い星空だと言った。
つまり、50歳の人も80歳の人も、その時までに見た中で、もっとも豪華な星空と思ったのだ。





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