ケーブルテレビ32チャンネルで「マッド シティ」を観ました。
ダスティン・ホフマン主演で、博物館を首になったガードマンが
復職を頼みに館長に会いに来て、持っていた銃で同僚を撃ってしまったり、
博物館に偶然居合わせた(人質?となった)子どもたちの開放のタイミングが、
自分の意思ではなくテレビによって創られてしまう。
職を失った彼に同情的だった世論が、報道の創られ方でガラッと変わる。
その報道によって彼は自らの命を絶つのだけれど、
ニュースを作っている側のホフマンが、
「我々が彼を殺してしまった」というシーンで終わる映画でした。
相撲部屋の報道がにぎやかな昨今。朝青龍で大騒ぎしたことなどどこへやら、
時津風親方の事件にカメラが殺到しています。
NEWSなのです。新しいことを早く伝えることが第一義意的に考えられている。
真実は後からわかることで、いいはずないのですが、
NEWSだから間違いは許してくださいという姿勢です。
これを求めている人のためにしていることなのですから・・・
・・・これでいいのでしょうか。
TVからの情報を取捨選択できるようになって初めて見るべきTVなのでしょうが、
私が子どものころTVの普及を称して、
「一億総白痴化運動だ」と小学校の先生が言っていたことを思い出しています。
事実を報道するTVが、TVによって事実を作っていってしまう。
そんな危険性に目を向けろと訴えている映画だったと感じました。
是非ごらんいただきたい映画です。
ダスティン・ホフマン主演で、博物館を首になったガードマンが
復職を頼みに館長に会いに来て、持っていた銃で同僚を撃ってしまったり、
博物館に偶然居合わせた(人質?となった)子どもたちの開放のタイミングが、
自分の意思ではなくテレビによって創られてしまう。
職を失った彼に同情的だった世論が、報道の創られ方でガラッと変わる。
その報道によって彼は自らの命を絶つのだけれど、
ニュースを作っている側のホフマンが、
「我々が彼を殺してしまった」というシーンで終わる映画でした。
相撲部屋の報道がにぎやかな昨今。朝青龍で大騒ぎしたことなどどこへやら、
時津風親方の事件にカメラが殺到しています。
NEWSなのです。新しいことを早く伝えることが第一義意的に考えられている。
真実は後からわかることで、いいはずないのですが、
NEWSだから間違いは許してくださいという姿勢です。
これを求めている人のためにしていることなのですから・・・
・・・これでいいのでしょうか。
TVからの情報を取捨選択できるようになって初めて見るべきTVなのでしょうが、
私が子どものころTVの普及を称して、
「一億総白痴化運動だ」と小学校の先生が言っていたことを思い出しています。
事実を報道するTVが、TVによって事実を作っていってしまう。
そんな危険性に目を向けろと訴えている映画だったと感じました。
是非ごらんいただきたい映画です。
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