Go! Go! 後藤光雄

鈴鹿市議会議員 後藤光雄。鈴鹿に生まれて鈴鹿に住んで鈴鹿にやってきて「本当に良かった」といえる、まちづくりをともに!

映画『マッド シティ』

2007-10-05 00:11:05 | 議員日記
鈴鹿市議会議員 後藤光雄 ケーブルテレビ32チャンネルで「マッド シティ」を観ました。

ダスティン・ホフマン主演で、博物館を首になったガードマンが
復職を頼みに館長に会いに来て、持っていた銃で同僚を撃ってしまったり、
博物館に偶然居合わせた(人質?となった)子どもたちの開放のタイミングが、
自分の意思ではなくテレビによって創られてしまう。

職を失った彼に同情的だった世論が、報道の創られ方でガラッと変わる。
その報道によって彼は自らの命を絶つのだけれど、
ニュースを作っている側のホフマンが、
「我々が彼を殺してしまった」というシーンで終わる映画でした。

相撲部屋の報道がにぎやかな昨今。朝青龍で大騒ぎしたことなどどこへやら、
時津風親方の事件にカメラが殺到しています。

NEWSなのです。新しいことを早く伝えることが第一義意的に考えられている。
真実は後からわかることで、いいはずないのですが、
NEWSだから間違いは許してくださいという姿勢です。

これを求めている人のためにしていることなのですから・・・

・・・これでいいのでしょうか。

TVからの情報を取捨選択できるようになって初めて見るべきTVなのでしょうが、
私が子どものころTVの普及を称して、
「一億総白痴化運動だ」と小学校の先生が言っていたことを思い出しています。

事実を報道するTVが、TVによって事実を作っていってしまう。
そんな危険性に目を向けろと訴えている映画だったと感じました。

是非ごらんいただきたい映画です。

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