Go! Go! 後藤光雄

鈴鹿市議会議員 後藤光雄。鈴鹿に生まれて鈴鹿に住んで鈴鹿にやってきて「本当に良かった」といえる、まちづくりをともに!

防災安全特別委員会視察に出かけました

2011-11-24 02:07:47 | 委員会活動
11月16日(水)茨城県の ひたちなか市を訪ねました。
3.11の被災の状況について、特に防災無線についてと液状化被害についての視察でした。

那珂湊地区の海岸近くの道路の液状化は、本当に驚きでした。
道路の隆起と陥没、うねって地割れもみえる道路は、今だ通行止のままです。
急いで復旧した道路が、再び陥没することも起きているところもあるようで、復旧工事の大変さも見られました。

防災無線については、停電になった中、市民に情報を伝えるために役立ったということでした。
震災前は、行方不明の放送に苦情が来たり、音の大きさに苦情もあったそうですが、今はないようです。
ひたちなか市は、東海村の原発事故の補償で、全戸に防災ラジオが配布されているとのこと。どこにいても情報が届くようにという配慮が見られましたが、防災行政無線が充分でなく、避難所と対策本部間の連絡がままならず、苦労されたとのことでした。

鈴鹿市の同報無線整備の計画が、情報の伝達方法と収集方法の準備が充分であるか検証します。

11月17日(木)は、千葉県香取市佐原地区を訪ねました。
液状化被害の現状を、実際に2時間近く歩いてみました。
地盤沈下や隆起で、玄関と道路の高さがずれている再開発地区。うねり、ゆがみ、その上に立つ家屋の傾き・・・
歩いていて水平、垂直がわからなくなる。しかもまだそこで生活をしている人たちがいる現実。
約3000戸が地震被害にあわれたそうですが、復旧の見通しは立っていないとのこと。
道路が左右上下に動いているのかで、基準戦をどこに引くかも大変な作業になりそうでした。
政府の補助金だけでは充分であるはずもなく、市の持ち出しも相当額になりそうです。

鈴鹿市も無駄使いはできません。

津波の被害と、原発の被害の報道が多いために気付きにくいことですが、液状化被害等まちの復旧に苦労されている市町は相当ありそうです。

日赤に集まった義捐金はどうなったのでしょう。

3.11は決して終わった地震ではない。被災中の市町にお住まいの皆様のご苦労が一日も早く報われる日がきますように、もっと目、耳を開いて祈念しながら見届けたいと思います。


鈴鹿市議会議員 後藤光雄

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