ウラシマソウ

まったく奇妙な花だ。

花からビヨ～ンと伸びている花の先が、浦島太郎が釣り糸を垂らしているのに似ているから、ウラシマソウ（浦島草）と名付けられたそうだ。

なぜビヨーンと伸びなければならないかは分かっていないが、面白いのは性転換する植物らしい。それも、大きい個体になると雌になるという。強い雄を探すのでなく、雌自体が強くなって厳しい自然界を生き延びようとするのか。

ウラシマソウは、雑木林の山すその日に当たるけど当たり過ぎない、つまり明るい湿気のある所に育つ。
まったくの北側斜面では見かけない。







（Canon IXY DIGITAL 510IS）(2015年4月6日撮影)