房総閑話

廉価版コンデジでどれだけ撮れる?

降水確率て何?

2012-01-21 01:58:01 | Weblog
「今日の○○時からの1mm以上の雨が降る降水確率は10%です。」

よく耳にする馴染み言葉です。

すべての人が10%は雨が降るのかどうか考えた事があるはずです。

雨が降るなら降水確率は100%ではないのか。
10%の雨ってどれくらいなのか。

こんな疑問が出てくるのには予報士が正確な言葉を言ってないのが原因なのです。
正確には,
『今日の○○時から被害損率10%の1mm以上の雨が降ります。』
または、
『今日の○○時からの雨は被害損率10%です。』

被害損率とは、雨が降ることによって損をする率です。

雨で濡れた場合、クリーニング代や買い替え代などが被害額ですね。
被害額が20000円とすると、被害損率10%は2000円ということになります。2000円以下の予防策をとればいいことがわかります。
2000円の被害のために10000円の傘やカッパをあらためて買うことはないのがわかります。それでなくとも傘はなぜか増えます。置き忘れてもいい1000円くらいの傘を持っていけばいいのです。
被害損率から被害損を下回る額で有効な予防手段を選ぶために降水確率があるのです。
出先で降られた場合は、予防手段ではなく実行手段なので、被害額20000円を下回る金額で被害を最小限に抑えれるようにしたらいいのです。そうやって傘は増えていきます。

先ほどは身近な例を示しましたが、産業では桁が違う被害額なはずです。

被害額が1000万円で70%の被害損率の雨が降るとすると、これは700万円の被害を及ぼす雨が降る可能性があると注意喚起しているのです。
その都度予防策を施していたのではお金が逆にかかるので被害額相当以下で万全な手段を用意すればいいのです。
総被害額が1000万円なら最初の投資金額の中の防災予算は1000万円を見込んでもいいと言うことです。


降水確率のこういう説明は、気象予報士の教本にさりげなく書いてあります。


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