房総閑話

廉価版コンデジでどれだけ撮れる?

側溝と塀の間からヤグルマギク(矢車菊)

2019-02-25 22:01:00 | 写真
2月14日に撮影してから名前を探して探してあきらめて、偶然に違う青い花の名前を調べていたら見つけました。
ヤグルマギクでした。漢字で、矢車菊。キク科アザミ連ヤグルマギク属。南ヨーロッパ原産の多年草で、明治時代に渡来した帰化植物です。
ヤグルマギクはアザミ連なのでアザミの仲間です。ガクやガクから花びらが出る様子はアザミっぽいですね。

ヤグルマギクはマリーアントワネットの愛した花として知られています。明治時代に観賞用として渡来したのでしょう。まさか側溝脇で咲くとはヤグルマギクもびっくりでしょうね。

側溝と塀の間の土に根ざすヤグルマギク。


野生種は一重だそうです。園芸種に改良されて八重咲種が作られ花びらの色もピンク色などに改良されたようです。

ガクがアザミに似ています。



花びら(花弁)の中央に雄しべや雌しべがありますが、よく分からないですね。



傍に青色のヤグルマギクもいっしょに咲いていました。



紫のヤグルマギクはエキゾチックですけど、青色のヤグルマギクは清楚ですね。



ヤグルマギクのつぼみから青色の花びらが覗いています。


以上が2月14日撮影です。
これより2月25日撮影です。

10日あまりで咲いている花が増えました。



棒状の雄しべ。



虫などの刺激を受けると雄しべから花粉が出ます。










(Canon IXY DIGITAL 510IS)


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公民館にお雛様が飾ってありました。

2019-02-25 11:19:51 | 千葉
散歩の休憩で公民館に寄りました。
公民館に入るとお雛様が飾ってありました。それも、本格的な七段飾りの立派なお雛様です。




一段目は親王のお内裏様で男雛(おびな)、女雛(めびな)です。向かって左が男雛なので関東雛ですね。京雛は向かって右が男雛だそうです。
二段目はお内裏様にお仕えする侍女の三人官女(さんにんかんじょ)です。お行儀や和歌・漢文のたしなみがある方たちです。清少納言のような女性ですね。



三段目は五人囃子(ごにんばやし)です。元気な子に育つようにと応援する子ども姿の音楽隊です。
四段目は御殿を守る隋臣(ずいしん)です。
五段目は御所の雑用をする従者である仕丁(じちょう)です。泣き上戸、笑い上戸、怒り上戸で三人上戸は、表情豊かな子に育つようにという願いが込められています。
下に敷いている赤い布は緋毛氈(ひもうせん)で、緋色は魔よけの色を表し、子どもが健やかに育つようにという願いがあります。
昔も今もあかちゃんが丈夫に育つことは大変なことなんですね。

(Canon IXY DIGITAL 510IS)


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