マーガレット:モリンバ ウォーターメロン
春の到来を感じさせる花「マーガレット」。もともとは、固有生物種の宝庫として知られる西アフリカのカナリア諸島およびマデイラ諸島原産のキク科の植物です。マーガレットの歴史は古く、17世紀に欧州に渡り、おもにフランスで品種改良されました。日本には明治末期頃に導入され、フランス菊、木春菊などの名前で親しまれてきました。
マーガレットは、ギリシャ語で「真珠」を意味する「マルガリーテス」に由来します。そんな歴史をもつマーガレットは、近年さらに品種改良がすすみ、赤に近い花色のもの、ピンク、黄色、八重咲き、アネモネの様な咲き方など変化に富んだ花色、花型で私達を楽しませてくれます。
●「モリンバ」シリーズは、性質は強健で大変育てやすく、お手軽に花を楽しんで頂くことが可能です。また、従来品種に比べ枝吹きが大変良く、大株にすると美しい丸い株になってくれます。「モリンバ」は耐暑性にも優れています。暑く湿度の高い日本の夏でも、水さえ切らさなければしっかりとした株のまま乗り越え、少し涼しさを感じるようになるころ(9月後半)から再び花芽をつけ始めてくれます。9月後半からつき始めた蕾は、10月・11月と開花に至り、寒さを感じる頃まで花を楽しませてくれます。
栽培方法:
根の状態を見て、根があまりにも回りすぎている場合は、清潔なハサミ等で少し根の先をほぐして下さい。 植えかえ用の土を用意しましょう赤玉土(黒土、田土)、腐葉土、ピートモス、パーライト(鹿沼土)などが適度に混ざっている水はけのよい園芸用培土を使用します。花を育てる際に、培土は大変重要な要素です。植物の生長に欠かせない水や養分を宿し、花が根を張り、株全体を支える役割を持っています。そんな大事な培土なので、出来るだけ植物にとって居心地の良いものを使うように心がけましょう。
肥料をあげます。液肥の場合、バランス良く配合された、出来れば微量要素なども入っているものを、製品メーカー指定の希釈倍率で週一回施します。 置肥の場合、バランス良く配合された、出来れば微量要素なども入っている緩効性のものを、製品メーカー指定の量で施します。鉢土の表面が白く乾いてきたら鉢底から流れ出るくらいたっぷりやります。水は乾かしすぎず、やりすぎず、培土が適当な湿り気を保っているように心がけましょう。 株を切り戻してみましょう株が大きくなってきたら、枝の長さの半分ぐらいを目処に切り戻しをしてやります。ただし、枝を切ることは植物にとっても大変ストレスのかかることなので、厳しい気候条件の真夏や、真冬に枝を切ることは避けましょう。また切り戻した後2週間ぐらい、日中は日陰になる場所に置いて養生してやることをお勧めします。 夏を越させるには強健で丈夫な「モリンバ」にとっても日本の夏の暑さは厳しいものです。日光や高温で株が傷んでしまうことはあまりありませんが、どうしても水切れを起こしやすい時期です。水切れを起こし、そこに強烈な日光が照りつけてしまうと、葉がやかれてしまうことがあります。それを防ぐには、水切れを起こさないようにこまめに水やりをするか、日中は少し陰が出来るような場所に移動して管理します。 冬を越させるには「モリンバ」は関東以西なら12月まで咲き続けますが、真冬の強い霜に繰り返しあたると、株が傷んで枯れてしまいます。冬を越させるには、寒風のあたらない暖かい軒下か、切り戻して室内に取り込むことをお勧めします。
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27・41・67です
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