木更津で整体、カイロで肩こり、腰痛、スポーツ障害の自然療法の専門家が施術するCCRKです

【拳骨日記】カイロプラクティック・コンディショニング・ルーム・Kの日々の臨床現場を通して医療のあり方を診療日記にしました

No 712 昔の言い伝え

2007-10-25 | カイロプラクティック
待合室の図書を整理していたら面白いことに気がついた。面白いというより当たり前の事だ気がついた。

待合室の図書は、CCRKの治療理念になるような参考図書が多くなっていた。CCRKの理念を構築する際にいろいろ読んだ本がで、患者さん進められるような本ばかりである。当然である。自分が読まない本は陳列することはない。(笑)

その中で思ったのは、東洋の歴史物が多くなっていた。特に面白いおいは「日本の歴史」である。古代から現代までの小学生が読んでも解る漫画本である。歴史が苦手な小生でも読める。何より肩がこらない。

文化は歴史の上に成り立っている。長年の歴史の流れの中で、生き残るための生活の知恵が生まれ、生活上(生き残るため)必要でないものは淘汰され、必要なものは残されれ次世代に引き継がれる。

生活と健康は密接な関係があり、古代に遡れば上るほど「生きるため」の生活になっていた。その日の食物を摂る、子孫を残すこれだけである。この二つの生命維持のために争いもした。怪我や病気を治すために工夫もした。

生活の知恵は多くの犠牲から成り立っているようだ。生命維持に必要な生活の知恵が残り、現代まで引き継がれ西洋の文化が入ってくると西洋文化のいいところを取り入れ生活の質が向上した。

時代の流れとともに生活文化が変わる。人間は生命の危機にさらされなくなると欲が出る。欲が出ると社会が乱れ現代社会のように政治、経済、社会全てにおいてすさんでくる。世界的にみても歴史は同じことの繰り返しである。

日常生活の中でも昔を思い出すと、祖父母は何気なく理にかなったことをいう。若いうちは「年寄りの言うこと」とソッポをむいていたが今思い出すといいことをいっていた。病気にならないように、争いごとをしないように、世渡り上手になるには昔の言い伝えがいろいろある。これも生きるための知恵である。

拳骨