木更津で整体、カイロで肩こり、腰痛、スポーツ障害の自然療法の専門家が施術するCCRKです

【拳骨日記】カイロプラクティック・コンディショニング・ルーム・Kの日々の臨床現場を通して医療のあり方を診療日記にしました

No 697 弱視

2007-10-05 | NAETアレルギー治療
弱視の患者さんが見えた。現在は眼鏡で矯正し発見時より若干よくなっているとのことである。どこまでできるかわからないがお母さんの了解を得て治療を始めた。
気質的な問題がなく、機能的な問題ならば改善する可能性はある。CCRK検査では「機能的」とでた。

小生の娘も小児(小学?年ころ)のこと弱視と診断された。弱視の程度こそ忘れたが当時は、親も一生懸命の治そうと眼科へずいぶん通った。眼鏡も「トンボ眼鏡」みたいな大きく牛乳瓶の底みたいな分厚い矯正眼鏡をかけていた。

学校に行くと冷やかされいやな思いをしたらしい。親心で何とかしてやりたいが弱視も何とかしてやりたかった。当時は眼鏡矯正が全てと思っていたので、嫌がる眼鏡をかけさせていた。今思えば可愛そうなことをしたと思う。

娘もいつの間にか成長し弱視のことはすっかり忘れていた。現在では来春の就職も決まり社会人としての準備に大忙しで過ごしている。本人も目のことなど気にしている様子もなく、ここまで不自由さを口にしたこともない。なるようになったという感じである。

今思えば、眼鏡をかけたり、コンタクトレンズを使用したりしなかったと思う。どの程度なのかわからないがときおり小生の前で雑誌などを見るときはかなり至近距離でみていた記憶がある。やはり苦労はしたのだろう。

そんな思いもあり、この患者さんを何とかしてやりたい。ただ、何とかしてやりたい思いで治療をするのではなく、改善の可能性が0ではなく、わずかでもあれば可能性に努力する必要がある。

拳骨