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【拳骨日記】カイロプラクティック・コンディショニング・ルーム・Kの日々の臨床現場を通して医療のあり方を診療日記にしました

No 710 怒りは腰痛である

2007-10-23 | 感情ストレス
「怒りは腰痛である」言わずと知れた長谷川先生の著書である。何度読んでも臨床と一致している。構造由来の腰痛は過去の無知の産物となりつつある。

今日の腰痛患者さん。急性腰痛で前屈、側屈、進展ができず両手を膝について千鳥足で治療室に入ってくる。2,3日前に下のものを取ろうとして前かがみになったらそのまま動けなくなった。

いわゆる「ギックリ腰」である。重いものをもったわけでもなく、ただ前かがみになっただけである。その他の症状は吹き出物、鼻炎がある。やはり最近出始めた。

この方は1月前に仕事を辞めた。その後、鼻炎、吹き出物、肩こりと次々に症状が出てきた。そして「ギックリ腰」というように酷い痛みが出てきた。

「怒りは腰痛である」というように「怒り」でなくとも「感情的ストレス」特に本人も気付きがない無意識の「潜在的ストレス」が原因である。今日の治療は本質的な原因に気づいて頂いた。

「そういえば、仕事をやめてからいろいろな症状が出てきた。そうか。」患者さんの言葉である。気付きが得られたので回復も早い。構造由来で腰痛を治療をしている先生方も早く気づくといいのだが。

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