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【拳骨日記】カイロプラクティック・コンディショニング・ルーム・Kの日々の臨床現場を通して医療のあり方を診療日記にしました

No 493 欲張り初詣

2007-01-22 | カイロプラクティック
お姑さんと娘(嫁)さんの親子で来院されている患者さん。お姑さんは70半ばの患者さん。調子はどうですか?

「先生、腰が痛くて参りました。」何かしましたか?「昨日、成田山にお参りにいったら痛くなった。」初詣に行って歩きすぎたらしい。この患者さんは普段から足元が不安定でふらふらしながら歩いているような状態である。

初詣の話を良く聞いてみると笑えた。田舎の言葉は温かみがある。精錬された言葉を聴いている人には乱暴な会話に聞こえるが、そこは田舎の会話楽しい。

成田山新勝寺は急な階段があり、一つ一つの石段が高い。健常な人でも上るのに一苦労する。まして、70過ぎの足元ふらふらではきつい。そんなことを配慮してエレベーターがある。

エレベーターがあったでしょう?「はい、エレベーターを使って行ったが、エレベーターまで行くのに疲れた。」大変だったようである。会話が進んでいくと「成田山で大変な目にあったのに、その後に「香取神宮」にもお参りに行った。」

なんと、一日に2箇所もお参りに行ったらしい。香取神宮は参道が玉砂利で長くだいぶ歩き成田山とはまた違った趣がある。もっとも仏様と神様の違いもある。一日に箇所もお参りに行けば疲れるの当然である。

人間ほど欲張りな生き物はないらしい。物欲然り、頼みごとまで欲張っている。神様、仏様、稲生様(団塊の世代の方はわかる、笑)。「欲張りすぎて、バチが当たった」

拳骨