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【拳骨日記】カイロプラクティック・コンディショニング・ルーム・Kの日々の臨床現場を通して医療のあり方を診療日記にしました

No 483 旅立ち

2007-01-10 | カイロプラクティック
今年も沢山の年賀状を頂いた。十数年来会ったこともない旧友や恩師、そして日頃お世話になっている業界の先生方、患者さん。

時のたつのは早いもので気がついたら50を過ぎていた。小生が出身地を離れて30年が過ぎた。生まれ故郷で暮らした年月より長くなっていた。思い起こせばいろいろな過去がよみがえってくる。

人生、年をとると丸くなるというが、小生も少し角が取れて丸くなった気がする。(他人はどう思うが知らないが。笑)考え方が柔軟になってきた。いいことである。

小生がこの道に入った動機はそんなたいした動機ではない。表向きは「学生時代にケガをして整形外科で治らないケガを治してもらった」という単純な動機である。何かと面接等では良く聞く動機である。

本音は何かと訊ねられると特にない。しかし、20年もこの業界にいると当初の考え方、医療の価値観は大きく変化する。変化するというより進歩する。いつの間にか目標も大きくなっている。いいことである。

目標も大きくなってくると、同士に周りの人間関係も変わってくる。同じ志を持った人たち、所謂「同志」ができる。この同志によって人間は育てられる。幸い、小生の周りには叱咤激励してくれる同志がいる。感謝する。

今年の年賀状に何通かの若い方からの年賀状が届いた。3月には国内のカイロ大学を卒業し治療家として旅立つ若い先生方からである。若いといっても年齢的には様々である。社会人を経験した方もいる。

卒業にあたりワクワクした気持ちや不安で一杯であろう。いずれにせよ、治療家としてなにができるのか、患者様の立場に立って考え治療をすることが大切である。年賀状を書いているときも「卒業」を思いあこがれながら、心新たに思いがあったはずである。

「卒業」に思いをこめた気持ちを忘れず、新たな旅立ちにに向かって大きな目標を立ててもらいたい。

拳骨