浅草 鉄鍋ハンバーグ玄妙

 定休日 毎週 火曜日  

鉄鍋ハンバーグ玄妙 秘密基地6

2019年07月24日 19時54分58秒 | 日記
 翌日、学校が終わって秘密基地に集合。2本の杭の上から10㎝ぐらいの所に針金をぐるぐる巻き、ねじってねじって。2本の杭をつなぐように木の棒をのせ、更にブロック塀の穴を通した木の棒を2本、各杭の上に重ねる。たすき掛けの要領で先程の針金を巻き付ける。残念ながら道具はないので針金を切る事は出来ない。使い切るまでぐるぐる、ねじねじ。一面がブロック塀、柱となる杭が2本、それをつなげる梁になる木の棒3本。押しても引いてもぐらつかない安定感。屋根にトタンを乗せるが長すぎて上手くいかない。べニア板と家具の扉の長さが丁度いい感じなので屋根にする。トタンを壁に足りない部分は適当な板で塞ぐ。完成!「入れ!入れ!やたぁ~」今度は崩れる事もなく。かなりしっかりした作り。「やったね。俺たちの秘密基地だ。」しかし・・・5分もしない内に額から汗・・・10分もしない内に全身の毛穴から汗が噴き出す。「あっ暑い!」入って来た所から我先にと転がり出る。結局、壁を取り外し3人は屋根の下へ私と大工の息子は屋根の上に転がる。青い空にぽっかり浮かんだ白い雲がゆっくりと流れて行く。「なんか・・・これでよくね。」「ん~いいね!」頬を撫でる風が汗を気化させる。大人の手を借りずに完成させた自信と至福の満足感に満たされる。次回へ

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