７月１３日（金）と７月１８日（水）は誠に勝手ながら休業させて頂きます。
ブログを見直してみました。なんだかんだと言いながらわたしゃそんな大そうな物を食ってる訳でもないので偉そうなこと言えないですね！今日はセブンで五目やきそばを買って今食べました。うまい。コックさんだからいいものばかり食ってると思ったらおお間違え。またまた裏話を・・・某有名ホテルで働いていた時の事です。かなりいいものばかり食わして頂いていたのですが、２番手以下みんな「うまいうまい」楽しく食べているのです。しかしシェフだけいつも違う部屋で食べているのです。けして仲が悪かった訳ではないので２番手に聞いて見ました。「あれは絶対ひとりでいいもんくってるよ！」なんて言うものだから気になって気になって「覗いてきていいですか？」って聞いたら「誰も見たことないのにばれたらぶっ飛ばされるぞ！まぁ～どうしてもお前が見たいって言うなら俺は知らなっかた事にするから。」「ふふふ本当はみんな知りたいんでしょ。」みんな満面の笑みで見返すものだからゆっくりドアノブを回しほんの少しだけドアを開き中を覗いて見ました。シェフがこちらに背を向け何かを食べているのは分かるのですがなにせ大きな背中に隠れどうしても見えないのです。でもコリコリ・・・コリコリと音はするのですがどうしても見えません。みんなの所へ戻り報告すると残念そうな顔をしながら軽蔑の眼差しを向けるのです。２番手からは「根性無し」って言われるし、ここは男の見せ所！くだらないと思うでしょうがここで男を見せないとろくな仕事が回ってこないのです。こいつ中々やるな！とか、こいつ面白い！とか思われないと可愛がって貰えないし仕事も教えて貰えないのです。ただまじめに働けば仕事を教えてもらえると思ったらおお間違え！武勇伝武勇伝でんでんででんでん！「直接聞いてきます。」はっきり言ってシェフって雲の上のような存在で自分から話かけられる存在ではないのですが自分で言った手前引くに引けないのです。そろりそろりとステーキ用の肉を掃除（余分な脂身とかすじを切り取る）しているシェフに近付き「あ、あの・・・」「なんだ、どうした！」なんかとっても優しくてフランク。機嫌がいいみたいと悟った私は一気に「お昼って何食べてるんですか？」シェフの包丁がピタリと止まる。血の気が引く。また包丁のみね打ちが飛んでくる。歯を食い縛り拳を握り締めたとたん 「しば漬け」 「は？」 「しば漬けだよ」 なんか優しくてビックリ。「ありがとうございます」なにがありがとうなんだか分からないけど礼を言ってカニ歩きでみんなのもとに・・・・ これで武勇伝？なんて思うかもしれませんが昔々の格と言う物が根付いていた頃のお話。その後数年で消え去りました・・・いいんだかわるいんだか？
