世界一 鉄鍋ハンバーグ玄妙

　かわいい常連さんが来てくれました。たぶん幼稚園と小学生の男の子とお母さんでしょう。ハンバーグとペスカトーレを飽きずにいつも頼んでくれます。美味しくないと必ずと言っていいほど残します。美味しいときは「美味しい～！」と大声で叫びます。本当にかわいい子達です。素直で、私にとってはかなりプレッシャーのかかる常連さんです。「叔父さんは世界一美味しいハンバーグを作ろうと思ってるから美味しくない時は美味しくないと言ってね！」と言ってしまいました。子供の味覚はかなりするどい。以前どうしても納得いかず何人も味見をしてもらったのですが「いつもと変わらない」「美味しいですよ」とみんな言うのですが、その子だけ半分以上残して帰りました。出来のいいときは鍋の底まで舐め尽くして帰って行きます。最近、味覚って舌先だけじゃないんだなって思います。恐るべし子供達。残したときお母さんに怒られてたな、ごめんね！お母さんには分からないからまた質が悪い。怒らないであげて！本当に微妙なんです。