平和とくらし  #茨木市議会議員 #山下けいきの日々是好日

平和憲法が私の原点。鹿児島の吹上浜、桜島が原風景。毎週阪急3駅、JR2駅の5駅をのぼりを背負ってアピールランしています。

生理の貧困に関する資料①

2021年04月12日 | 今日の情報紹介 茨木市議会議員
「生理の貧困」に関する報道資料を15Pに整理。署名協力依頼の際に手渡しました。「新社会」の配布、島本町選挙で情報交換、「お元気ですか」の配達を中津校区からスタート。依頼された原稿を完成させて添付で送る一日でした。明日は天気が心配ですが、「お元気ですか」の配布中心で動く予定です。

生理の貧困に関する資料
最近のテレビ、新聞記事などネットで収集したものです。ご参考にしていただければ幸いです。
山下慶喜
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全国の自治体による支援(NHKより)
4月6日現在で、生理用品の無料配布を行っているか行う予定の自治体の一覧です。すでに配布が終了していたり、情報が更新されている場合もあるので、事前に窓口などに確認してください。
(配布を終了している自治体については掲載していません)

群馬県
渋川市 https://www.city.shibukawa.lg.jp/

埼玉県
さいたま市 https://www.city.saitama.jp/002/003/002/p080386.html
戸田市 https://www.city.toda.saitama.jp/site/press/hisyo-press2021-seiriyouhin-teikyou.html
吉川市 https://www.city.yoshikawa.saitama.jp/index.cfm/27,86258,244,1,html

千葉県
大網白里市 https://www.city.oamishirasato.lg.jp/0000011280.html

東京都
港区https://www.city.minato.tokyo.jp/kodomoshien/seiriyouhin.html
新宿区https://www.city.shinjuku.lg.jp/anzen/kikikanri01_000001_00080.html
江東区https://www.city.koto.lg.jp/057102/seiriyouhin2.html
品川区https://www.city.shinagawa.tokyo.jp/PC/kenkou/kenkou-seikatsukomaru/hpg000030767.html
目黒区https://www.city.meguro.tokyo.jp/kurashi/anzen/bosai/bitikuhinhaihu.html
大田区https://www.city.ota.tokyo.jp/cyuumokujoho/infection/oshirase/sanitarydrive.html
中野区https://www.city.tokyo-nakano.lg.jp/dept/241500/d030296.html
北区http://www.city.kita.tokyo.jp/koho/kuse/koho/hodo/press-releases/r0303/210323-1.html
荒川区https://www.city.arakawa.tokyo.jp/a004/kouhou/houdou/20210322-1.html
板橋区https://www.city.itabashi.tokyo.jp/tetsuduki/jinken/danjo/1031771.html
江戸川区https://www.city.edogawa.tokyo.jp/e045/kenko/fukushikaigo/info/kinkyutaisaku.html
立川市https://www.city.tachikawa.lg.jp/danjo/shise/sesaku/haifu202103.html
三鷹市https://www.city.mitaka.lg.jp/c_service/090/090931.html
町田市https://www.city.machida.tokyo.jp/kurashi/kurashisoudan/engo/mimoza.html
東大和市https://www.city.higashiyamato.lg.jp/index.cfm/31,109113,333,html
清瀬市https://www.city.kiyose.lg.jp/kinkyu_bousai/1008712.html
多摩市https://www.city.tama.lg.jp/0000013097.html
西東京市https://www.city.nishitokyo.lg.jp/kurasi/iza/bosai/josei/R2sanitarydrive.html

石川県 野々市市https://www.city.nonoichi.lg.jp/soshiki/13/29720.html

山梨県
甲府市https://www.city.kofu.yamanashi.jp/kenko_seisaku/koronataisaku/seiriyouhin.html
中央市https://www.city.chuo.yamanashi.jp/attention/9296.html

兵庫県
明石市https://www.city.akashi.lg.jp/seisaku/sdgs/kinmokusei-project.html
伊丹市https://www.city.itami.lg.jp/SOSIKI/KENKOFUKUSHI/JIRITU_SOUDAN/22063.html

奈良県 平群町https://www.town.heguri.nara.jp/soshiki/6/4625.html
鳥取県 米子市https://www.city.yonago.lg.jp/33606.htm
福岡県 古賀市https://www.city.koga.fukuoka.jp/cityhall/work/jinken/111.php
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「生理の貧困」貧しく買えない女性たち タブー視せず支援を
4/10(土) 14:21配信 京都新聞

長引くコロナ禍による不況が非正規雇用の女性を中心に深刻化する中、経済的困窮で生理用品を買えない「生理の貧困」が新たな課題に浮上している。若者の5人に1人が購入に苦労したとの調査結果もあり、国内外で支援の輪が広がる。女性特有の悩みとして多くを語るのはタブー視されてきた生理だが、ジェンダー平等などの観点からの幅広い理解の促進に取り組む動きも出始めている。

 大学生らでつくる任意団体「#みんなの生理」が3月に公表した学生対象の調査によると、過去1年間に経済的理由で生理用品の入手に苦労した人は20%、代替品を使った人は27%に上り、37%が交換頻度を減らしたと回答した。コロナ禍でアルバイトが減った学生もいるとみられ、1袋数百円の生理用品の確保が難しい実態が浮かんだ。

 調査結果は国会で与野党が取り上げ話題となり、政府は内閣府の「地域女性活躍推進交付金」の拡充を決めた。使途に生理用品の提供を加え、自治体が貧困女性を支援するNPO法人などに事業委託した場合に国が最大1125万円を負担する。政府に対策を求めていた公明党の竹内譲政調会長(衆院比例近畿)は「地方議員に働きかけ、交付金を活用するように推進していく」と歓迎した。

 東京都内では豊島や荒川など5特別区が無償配布に乗り出し、多摩市は入手できない児童・生徒向けに学校での配布を始めた。海外でも英スコットランドで無償化法案が昨秋可決され、英国は今年から非課税に。軽減税率の適用も先進国で広がりを見せつつある。

 生理にまつわる議論も活発だ。フィーメル(女性)とテクノロジーを合わせた造語「フェムテック」関連市場の振興を目指す自民党の議員連盟は3月にまとめた政策提言で、生理分野で新たに登場した製品の医薬品医療機器法上の位置づけ明確化などを検討課題とした。議連の木村弥生衆院議員(比例近畿)は「女性が生理で不快な思いをせず健康で働き続けられれば、生産性の向上や経済損失の低減になる」と指摘する。

 生理に対する固定観念を問い直す活動を展開するのは、生理用品も扱う日用品大手のユニ・チャーム(東京)。昨年は生理について学ぶ研修会を社外でも開き、参加企業が生理休暇を導入した成果もあった。広報担当の藤巻尚子さん=京都市出身=は「自分に合ったケアを女性に知ってもらうだけでなく男性にも理解を広げ、互いに働きやすく自分らしく過ごせる社会を実現するため生理のタブーをほぐしていきたい」と話す。

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区立の学校女子トイレに生理用品設置 品川区「生理の貧困」支援
最終更新:4/9(金) 13:10 TBS系(JNN)

経済的な理由などで生理用品を買うことが難しい「生理の貧困」への支援が広がっています。東京・品川区の区立学校では、今月から生理用品を女子トイレに設置する取り組みを新たに始めました。

 「こちらは品川区の学校の女子トイレですが、個室に入ると生理用品が置いてあります」(記者)

 品川区では区立の小中学校など46校で、小学4年生以上の児童が使う女子トイレに生理用品を設置する取り組みを新たに始めました。今回、配られる生理用品は832パックで、区は防災備蓄品の中で入れ替えの時期が近いものを無料で配布します。

 「コロナ禍における女性負担軽減を目的にしたという趣旨を十分に理解した上で、子供たちが大事に使えるように指導していきたい」(品川区立豊葉の杜学園 堀之内真理子統括副校長)

 経済的な理由で生理用品を買うことが難しい「生理の貧困」を抱える人に自治体が生理用品を無料配布するなど、支援の動きが広がっていますが、学校で生理用品を無料配布するこうした取り組みは全国的にも珍しいということです。(09日11:31)

最近、よく聞く「生理の貧困」という言葉
「生理の貧困」をリアルに伝えた「クロ現」 (4月7日)
水島宏明 | 上智大学教授・元日本テレビ「NNNドキュメント」ディレクター

 男性である私には実感がわかず、ぴんと来ない言葉だった。経済的な困窮で生理用品が買えない女性が増えているのだという。特にバイト収入を当てにしている学生らは苦労しているらしい…。

 それが4月6日(火)夜に放送されたNHK総合「クローズアップ現在+」を見て、すとんと腑に落ちた。

「なるほど、こういうことだったのか…」

番組では生理用品を買うことができずに自ら苦闘する若い女性の姿が映し出されていた。映像メディアでしか伝えることが難しい「リアルさ」が随所にあったので紹介したい。

冒頭から若い女性がトイレットペーパーで何かを作成する様子が映し出される。

トイレットペーパーで生理用品の「代用品」を作る場面 
 代用品は2つあった。

・トイレットペーパーを折り畳んでラップを同じ幅に挟み込んで作った「ナプキン」

・トイレットペーパーを手でぐるぐると固く巻いて作った「タンポン」

 手製の「タンポン」などを作っている専門学校生は次のように語る。

タンポン代わりのものを作る時は(トイレットペーパーを)こうやってぐるぐる巻いて、これ(巻いてできたもの)を4・5個、突っ込む…。

 この女性は19歳の専門学校生。父親と二人暮らしだが、幼い頃から折り合いが悪く、家賃と光熱費を自分のバイト代から支出してきた。ところが新型コロナウイルスの感染拡大でバイト収入が激減。雇ってもらえない職場が増えてしまったという。

 節約のためにスマホの通信契約を解約。友人やバイト先とのやりとりは無料の公衆無線LANでしのいでいるという。学費のために借りている奨学金を取り崩し、ギリギリの生活を続けている。これ以上何を節約できるのかを考えた末に生理用品を断念することにしたのだと話す。

一番優先するものは学費。その次が食費。その下に必要最低限のものとして(生理用品が)ある。いまの自分にとって、もったいないことかなって…。

 父親に生理用品を買えないほど困っていることを話しても、とりあってもらえなかったという。

5人に1人が生理用品を買えない!
 新型コロナが長引くなかでこれまで社会に見過ごされてきた「生理の貧困」の実態が明らかになっている。

 先月、生理についてネットで発信している団体「#みんなの生理」が調べた学生へのインターネット調査でショッキング結果が出た。

「経済的な理由で生理用品を買うのに苦労した」と答えた人は20%

「節約のため生理用品の交換頻度を減らした」と答えた人は37%

 学生の5人に1人が生理用品の入手に苦労しているという実態が明らかになった。

 この調査を行った「#みんなの生理」は共同代表の谷口歩実さん(23)が大学生だった2年前から生理についての啓発活動を続けている団体だ。今回の調査をきっかけに他のテレビ局のニュース番組などでも「生理の貧困」という言葉が注目されるようになり、海外の事例も紹介されるようになってきた。筆者が確認しただけでも「生理の貧困」についてのニュースは以下の番組で放送されている。

3月4日=NHK「おはよう日本」、日本テレビ「news zero」

3月8日=TBS「NEWS23」

3月15日=日本テレビ「news zero」

3月31日=NHK「おはよう日本」

4月5日=NHK「おはよう日本」 

 番組や局によってやや偏りはあるものの、どの番組も「生理の貧困」はいま多くの人々が知っておきべき言葉だとして紹介されている。 

 それぞれのニュース番組で、団体などによる実態調査の結果やコロナ禍で女性への食料配布の際の配布物の中に生理用品を入れるようになったケースなどを紹介。こうした取り組みを歓迎する若い女性たちの声も放送されて彼女たちにとって切実な問題だと報道されている。

海外では課税撤廃や無償配布への流れ
 加えて、多くの番組が「生理の貧困」について取り組む海外の事例も紹介している。

 今回のNHK「クローズアップ現在+」はフランスやニュージーランドで今年に入って学校での生理用品の無償配布が決定したと伝え、アメリカでは生理用品が生活必需品として非課税になっていない州が多かったが5年間に13州で生理用品への課税が撤廃されたと伝える。

 また日本テレビの「news zero」はイギリスのスコットランドで無償配布になっていると伝えた。

 このように「生理の貧困」はすでに各テレビ局のニュース番組が報道するテーマになってはいたが、筆者がなかでも4月6日のNHK「クロ現」を評価できると考えたのは、これまでにないほど「当事者の目線」で伝えている点だ。

 番組冒頭で登場した専門学校に通う女性は、生理中には勉強も日々の暮らしままならなくなるという。それを説明する場面もとてもリアルだった。彼女がトイレットペーパーを畳んで手製の「生理用品」を作っている映像にナレーションで解説が入る。

生々しく、痛々しい告白
(ナレーション)

「経血が漏れやすく、1時間に何度も交換しなくてはなりません」

彼女がスマホの生理周期管理アプリのメモに「日記」として書いた心の内はとても切実だった。

うわぁ、久しぶりに横モレ…

サプキン使ったら漏れないんだろうか。

3日目は量増えるし痛みもピークだし最悪。

寒さが辛さを助長している気もする。ストック作らなきゃ今回間に合わないだろうなぁ。

買えないとか周りに言ったら節約できてないヤツって思わそうで言えない。

誰か生理用品くれ、、、

吸わないよね、トイレットペーパーじゃ笑

生理用品欲しい。

 女性は交換する時にはみじめな気持ちになるという。

 その気持ちを話すときの女性の言葉は表現が男性として聞くと生々しく感じられるが、一方で状況はとても痛々しいことが伝わってくる。

替えるときにタンポンだったら、ひもがついている。

(ひもが)ついてないもの(トイレットペーパー)を中に入れるということは指を突っ込まなきゃいけない。

出したあと手がやっぱり汚れる。

血がついたまま人に見られるようなところ(公衆トイレ)で(手を)洗わなきゃいけない。

 作業療法士を目指しているこの女性。今年、病院での実習が行われる予定だが、そのタイミングで生理にならないように祈っている日々だという。

 生理用品を買えるか買えないかでここまで人をみじめな気持ちにさせてしまうのだとしたら、これは一種の人権問題ともいえるテーマだと番組を見て感じた。

海外では様々なSNS発信で社会が動いた!
 アメリカでは「タンポン税」と呼ばれた生理用品への課税撤廃の活動が次第に広がり、各地で撤廃法案が可決されていった経緯も伝えたNHK「クロ現」。

 この番組がさらに優れていると感じたのは現在、米国で女性団体が行っていたキャンペーンの動画を紹介した点だ。

 男性たちがトイレで便器に座っている。

 用を足したら、トイレットペーパーに手を伸ばす。

 公共施設や学校などで無料なのは当たり前だが…。

「もしトイレットペーパーが有料だったら?」
 この言葉を動画に載せて、公共施設や学校などに生理用品も無料で置いておきべきだとSNSでキャンペーンした結果、多く州や自治体で生理用品の無償提供を決めたという。

 考えてみれば、多くの公共施設や学校のトイレにトイレットペーパーは無償で備えられている。女性の生理も男性の排泄も同じように人間の「生理」として平等に考えるべきではないか、というこの問題提起は確かに説得力があるものだった。

 フランスやニュージーランドは国費を投入して学校で生理用品を無料提供することにした。イギリス・スコットランドの議会は自治体などに無料提供を義務づけた。

こうした世界の動きに影響を与えたのがローラ・コリトンさん(27)。大学生だった7年前に生理用品への課税廃止を求める署名活動をインターネット上で始め、今年、撤廃が実現したのだという。番組は彼女と中継をつないで「日本ではまだ根強い“生理の貧困”に対する批判」に対してどう対処すればいいのかを尋ねたとき、ローラさんの返答が秀逸だった。

イギリスでも反発はありました。ある男性は生理の出血は(トイレに行くまで)我慢できるはずだといってSNSにタンポン税廃止運動に反対する投稿をしていました。

でも彼らに悪意はなく、生理がどういうものか知識がないだけなのです。

学校の性教育も男女別々に行われているので、知らないのは仕方ありません。

 ローラさんはいまの時代だからこそ希望があると強調した。

SNSを動かしている女性たち
長年、女性の問題が個人的なもので社会にはもっと重要な問題がたくさんあるとされてきました。でもネット上で発信できるようになり、女性の声は無視できなくなりました。SNSを動かしているのは女性たちです。

 政治や法律を動かすことは特別な人だけだと思っていたがいまは誰でもできる時代…。 

 そう語るローラさんの言葉を聞いて、確かにSNSで誰もが発信できる時代に発信しているローラさん、そして今回、調査を実施した「#みんなの生理」の谷口歩実さんと大学生のうちから活動を始めている女性たちが社会を動かしている。

 そう言えば筆者の周囲にもSNS で「生理」の問題で動画を作成するなどして積極的に発信している若者たちがいることを思い出した。その一人は今回の「クロ現」は「海外の視点もあって深い内容だった」と感想を伝えてくれた。

 こうした若い人たちがこれまでの男性優位の社会のなかで可視化されてこなかった「生理の貧困」を可視化させ、世の中を少しずつ前に動かしていくのかもしれない。

 「生理の貧困」は日本でもこれから女性の社会参加が増えるなかで解消されるべき課題ではないか。

 そんな世の中の大きな流れを感じさせる「クロ現」の放送だった。







2021年4月6日(火)
生理の貧困 社会を動かす女性たち NHK クローズアップ現代
経済的な理由などから生理用品を入手することが困難な状態にある「生理の貧困」。3月4日の「おはよう日本」で、「学生の5人に1人が生理用品の入手に苦労している」など、日本でも「生理の貧困」が広がっている実態を報道して以降、この問題は急速に注目を集めるようになった。実は「生理の貧困」をめぐっては、ここ数年、世界各地で大きな“うねり”が起きており、制度や法律を変えるほどになっている。背景にあるのは、ネットを通じて女性たちの“声なき声”がシェアされるようになったこと、さらに、各国では女性議員の数が増えており、女性の視点を入れた法改正が進むようになったことなどがある。経済的な貧しさや格差の問題だけでなく、「女性全体にかかわる不平等」として捉えるべきだとの声もあがる「生理の貧困」。世界同時多発的なムーブメントが意味するものを考える。

4月6日、明らかになった新たな調査では、「生理の貧困」が機会損失につながる実態が分かりました。国際NGOが、日本の15歳から24歳の2,000人を対象に行った調査。「生理用品を購入できなかったり、ためらったりした」と答えたのは36%、717人に上りました。そのうちの12%が「生理期間中、毎回または頻繁に学校や職場を休む」などしていることが分かったのです。
国際NGO プラン・インターナショナル 長島美紀さん
「(「生理の貧困」は)金銭的な話に行きやすいけれども、どちらかというと機会の喪失。女性がそれ(生理)によって外に出られなくなる。可能性を広げたい、チャンスをもっとやってみたいと思っても、可能性の芽がとられてしまったり、広い意味で考えると機会損失になってしまう」

生理の貧困 "声なき声"が力に 社会が動き始めた
実は、これまでも存在していた「生理の貧困」。なぜ今、急速に知られるようになったのか。
大学生だった2年前から、生理に関する啓発活動を続けてきた谷口歩実さん(23歳)。
#みんなの生理 共同代表 谷口歩実さん
「どんな人でも、生理に対するニーズが満たされる社会を私たちは目指している」

コロナ禍が長引く中、2月からインターネットで調査を実施。学生の5人に1人が、生理用品の入手に苦労しているという実態を初めて明らかにしました。
谷口歩実さん
「節約のために不衛生な状態を強いられている人がいるっていうのが、すごく衝撃でした。"生理を快適に過ごす"って当たり前っていうか、人権に関わる部分だと思うんですけど、そこが担保されていないのってすごくおかしいなって」
谷口さんたちが調査結果を発信したところ、「#生理の貧困」ということばがSNSで拡散。すると、これまで埋もれてきた「私も苦しんでいる」という声が、続々と上がり始めたのです。

ネット上の声は、多くの女性たちを動かし始めています。千葉県で女性の支援活動を10年以上続ける大谷明子さんは、「生理の貧困」で困っている人がいないか聞き取りを始めました。
マザーズ・コンフォート 代表理事 大谷明子さん
「(生理が)大変なときはどうしていました?」

「トイレットペーパーをぐるぐる巻きにして…」
40代の女性は、家計を握る夫が生理用品を買わせてくれなかったと打ち明けました。
支援仲間にも初潮を迎えたとき母親から汚いと言われ、生理用品を買ってほしいと言えなくなった人もいました。
大谷明子さん
「お金がないから買えないというよりも、もっと根深くて、そこだけじゃないんだなと。じゃあ私たちに何ができるかなというと、(「生理の貧困」)に直面する人たちにどんどん伝えていきたい」
日ごとに大きくなる女性たちの声は、行政を動かし始めています。
東京都・豊島区では、全国でいち早く生理用品の無償配布に乗り出しました。中心となっているのは、コロナ禍で苦しむ女性の支援を行うプロジェクトチーム。


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HK & Les Saltimbanks "On l�・che rien" (Japanese subtitles)あきらめないぞ! (いつの世もあきらめたらおしまい。自民党安倍政権が政治の私物化をもくろみ、国民だれでも逮捕自由自在の「なんでも秘密」法(特定秘密保護法は自由民主党が自由と民主の真逆であるのと一緒で、特定ではなく官僚が秘密と言ったら秘密になる)に反対し続けます。この歌に勇気をもらって頑張ります。)
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