重篤な有害事象を引き起こす子宮頸がんワクチンで市に要望書

　先ほど、以下の要望書を市長に提出しました。

子宮頸がんワクチン接種に関する要望書

　日頃から市民の健康増進に向けての取り組みに感謝申し上げます。

さて標記の子宮頸がんワクチン接種に関し、本市では国・厚労省の指導に従い、該当する女子児童に対して「定期接種になり費用も全額無料」と勧奨する内容の案内を発送しています。

　ところがこの６月14日になって厚労省は市町村に対して、ワクチン接種との因果関係を否定できない症状（持続的な痛みなど）が報告されていることを理由にして子宮頸がん予防接種について積極的な勧奨を行わないこと等の通知を行い、マスコミでも大きく取り上げられたところでもあります。

　このワクチンの効果が限定的であること、また検診と併用しなければがんの発生を防ぐことはできないこと、死亡を含めた重篤な副作用が他のワクチンに比較して飛躍的な確率で発生していることなど、これまでも問題にされてきており、今回の勧奨中止は当然のことであり、遅きに失したものと考えています。

　市行政として対象児童宅に勧奨する内容の文書発送で終わっており、政府の勧奨中止という重大な変更が生じた以上、対象児童宅にその旨の通知を行うのは当然のことであり、行政の責任でもあります。万が一にも重篤な副作用事故の発生となれば、これを放置した市の責任は極めて大きいといわなければなりません。

　つきましてはすみやかに勧奨文書を送付した児童宅に「勧奨中止」になったことと、その理由について文書で通知するよう要望するものです。

【情報紹介】

重篤な有害事象発現率は、サーバリックス群で4.2％、4価HPVワクチン群で4.0％であった

安全性：臨床的に重要な症状の発現率は、サーバリックス群で40.0％（221/553例）、4価HPVワクチン群で34.7％ （192/553例）であった。新たな慢性疾患および新たな自己免疫疾患の発症率は、サーバリックス群で3.6％および1.1％、4価HPVワクチン群で 3.8％および1.8％であった。重篤な有害事象発現率は、サーバリックス群で4.2％、4価HPVワクチン群で4.0％であった

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