【今日のメモ】
一日中、台風による雨で、「再稼動反対、全ての原発をゼロに」茨木金曜日行動も強雨のため中止しました。明日の戦争法案反対の準備。「新社会」の配布と集金。
【情報紹介】
民主主義国家でなければ原子力・原発を使ってはいけない!安倍、オレが決めたんだから言うことを聞け!
―そうしたなか、本書のタイトル『僕らの民主主義なんだぜ』に込めた思いとは?
高橋 「論壇時評」なので、このタイトルは事後的につけたものなのですが、気がついたらこのコラムでぼくが繰り返し使っている言葉が「民主主義」だったんです。
実は、民主主義という言葉は好きじゃなかったんです。けれど、このコラムを書いているうちに民主主義の本当の意味が見えてきた。
このコラムで、最初に民主主義という言葉が繰り返し現れるのがフランスの思想家で政治家、原発問題の専門家でもあるジャック・アタリについての回です。
彼は「民主主義国家でなければ原子力エネルギーを使ってはいけない。情報公開と透明性がなければ民主主義国家ではない」と言い切っていました。
だとするなら、日本には民主主義はなく、原子力エネルギーを使う権利はないことになります。
民主主義は自分たちで探すしかない
また、フィンランドの核廃棄物保管施設「オンカロ」を描いたドキュメンタリー映画『100、000年後の安全』では、オンカロの責任者が反原発派の急先鋒である監督のインタビューを受けています。
両者の立場はまったく相いれないけれど、それを全部撮らせて、映画の公開も許している。絶対に意見が合わない人たちが、それでも最後まで意見を戦わせ続けていた。
つまり、コミュニケーションをあきらめない、ということです。そして、それを公開し続けることがフィンランドで原発政策を続けることを担保しているんです。
この映画を見て、ぼくはこれが民主主義なんだと思いました。
それと同時に、日本に民主主義はないという事実に気がついたんです。結局、3・11が明らかにしたのは、この国の「対話の非存在」なんですね。
安倍首相の国会での答弁見てればわかるでしょ? 「オレが決めたんだから、言うことを聞け!」でおしまい。一切、対話をしようとはしない。
安倍首相のおかげで、この国に民主主義なんかないということがわかったと思います。
民主主義の原理を考えたルソーが言うように、代議制民主主義は最悪よりはまし、という程度のものなのかもしれません。
それではどうやって民主主義を実現してゆくのか? 実現できる場所はどこなのか?
その答えは、ぼくたち自身が探すしかないでしょう。
そして、そのヒントは至る所に見つかります。だからぼくは決してペシミズムには陥っていません。
特定秘密保護法が成立した時、「この国の民主主義は終わった」と嘆く人もいました。
けれど、この国にはそもそも民主主義は存在しなかったのだと考えれば悲しむ必要はありません。
むしろ民主主義がないことに気がついてよかったんです。
民主主義は、自分でつくるしかないし、自分で探すしかありません。
安保法制に反対してデモを続ける学生たちのように、そのことに気づく人は少しずつ増えているとぼくは思っています。
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HK & Les Saltimbanks "On l�・che rien" (Japanese subtitles)あきらめないぞ! (いつの世もあきらめたらおしまい。自民党安倍政権が政治の私物化をもくろみ、国民だれでも逮捕自由自在の「なんでも秘密」法(特定秘密保護法は自由民主党が自由と民主の真逆であるのと一緒で、特定ではなく官僚が秘密と言ったら秘密になる)に反対し続けます。この歌に勇気をもらって頑張ります。)
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