写真は荒れる海
【今日の動き】「お元気ですか」の原稿を校正する。ことば使いのぎこちなさ。どうしてこんな間違いをするんだろう。そんな表現がこれでもかといわんばかりに出てくる。大抵印刷した後に気づき、ガックリするものである。昼から印刷にかかるが、表紙にいい写真がなく、明日のメーデーで取ってもらうことにする。
十代の大冒険 その② 室戸から高知、宿毛から大分佐伯に
7月20日 雨の中、海南の宿を4時45分に出発。台風接近のため波が白く高く舞う。しばらくは雨が降ったり止んだり。道も悪い。砂利道が5キロは続いたろうか。せっかくの景観も楽しむ余裕はない。室戸岬に到着。やはり壮観だった。
室戸からの道は格段に良くなる。まさに滑るように走れた。追い風もあり、時速40キロは出ていたように思う。途中住吉大社近くに住んでいる20代前半のサイクリストと30キロ以上並走した。彼は一日100キロ以上は走らないとのこと。
青春サイクリング 小坂一也
奈半利~安芸にかけて大きなパラソルを広げてのアイスクリーム販売所を幾つも見かける。女高生のアルバイトがほとんど、私が立ち寄ったところは高3の娘さんだった。一つ50円雪印のアイスだったがボリュームはそこそこあった。
南国に入るまで容赦ないカンカン照り。沿道にはスイカ売りも目立つようになる。高知に入ると市電が走っていた。桂浜を目指すが途中で結構遠いと知らされる。2キロと思っていたが8キロはあるらしい。土佐への道・56号線に戻る。この56号線もスイカ直売所が多かった。
須崎から窪川を目指す。ところがいつまでたっても上り坂。8キロは続いたろうか。ともかくだらだらと続く。これが頂点かと思うが曲がり終るとまた坂なのである。今日一番の難所。久礼峠、七子峠といわれるところで、七子峠は1キロで高度差200mなのできついのは当然。坂の途中で雨が降り始める。台風の接近で仕方ない。
雨はいつしか豪雨に。頂上から下り始める際、気をつけなければと思ってハンドルを切った途端転倒、右足首に大きな切り傷、血が止まらないので通りかかった車にお願いして佐賀の診療所まで運んでもらい、応急措置する。この時の傷は今も残ることになるが、骨折など大事に至らなかったのは幸いだった。佐賀は温泉町、安宿を確保して台風情報に耳を傾ける。
7月21日 佐賀5時15分出発、雨は降り続けている。足の傷に雨がしみる。佐賀~中村~宿毛は全長50キロ、7時30分の宿毛~大分佐伯のフェリーが目標である。中村では幸徳秋水の墓も頭をよぎったがやはり時間か気になる。中村を過ぎる頃にはひどい雨である。前がかすむほどである。宿毛港まで4キロの表示を見つけて進むがなかなか市街地が見えない。途中で間違ったことに築き引き返す。左折するところを右折したのだ。宿毛港についたが様子がおかしい。台風の通過を待ってからで出港は早くて3時になるらしい。
3時前に出港、20円の毛布を借りて仮眠する。なんとか23日には加世田に到着したいとの思いもあり、熊本コースから宮崎10号線コースに計画変更。弥生から直川まで走る。蒸気機関車が走っていたが直川はさびしい田舎である。駅近くの忍者屋敷を思わす宿に泊まる。
山下けいきHP「お元気ですか」はここです。新鮮さに加え、写真の多さ、1000を越えるリンクなど、ボリューム充実です。
鹿児島の表情をリアルタイムで伝えるホームページ・今日の桜島です。桜島、錦江湾、天文館、知覧などご覧になれます。時々ご覧いただければありがたいです。
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十代の大冒険 その② 室戸から高知、宿毛から大分佐伯に
7月20日 雨の中、海南の宿を4時45分に出発。台風接近のため波が白く高く舞う。しばらくは雨が降ったり止んだり。道も悪い。砂利道が5キロは続いたろうか。せっかくの景観も楽しむ余裕はない。室戸岬に到着。やはり壮観だった。
室戸からの道は格段に良くなる。まさに滑るように走れた。追い風もあり、時速40キロは出ていたように思う。途中住吉大社近くに住んでいる20代前半のサイクリストと30キロ以上並走した。彼は一日100キロ以上は走らないとのこと。
青春サイクリング 小坂一也
奈半利~安芸にかけて大きなパラソルを広げてのアイスクリーム販売所を幾つも見かける。女高生のアルバイトがほとんど、私が立ち寄ったところは高3の娘さんだった。一つ50円雪印のアイスだったがボリュームはそこそこあった。
南国に入るまで容赦ないカンカン照り。沿道にはスイカ売りも目立つようになる。高知に入ると市電が走っていた。桂浜を目指すが途中で結構遠いと知らされる。2キロと思っていたが8キロはあるらしい。土佐への道・56号線に戻る。この56号線もスイカ直売所が多かった。
須崎から窪川を目指す。ところがいつまでたっても上り坂。8キロは続いたろうか。ともかくだらだらと続く。これが頂点かと思うが曲がり終るとまた坂なのである。今日一番の難所。久礼峠、七子峠といわれるところで、七子峠は1キロで高度差200mなのできついのは当然。坂の途中で雨が降り始める。台風の接近で仕方ない。
雨はいつしか豪雨に。頂上から下り始める際、気をつけなければと思ってハンドルを切った途端転倒、右足首に大きな切り傷、血が止まらないので通りかかった車にお願いして佐賀の診療所まで運んでもらい、応急措置する。この時の傷は今も残ることになるが、骨折など大事に至らなかったのは幸いだった。佐賀は温泉町、安宿を確保して台風情報に耳を傾ける。
7月21日 佐賀5時15分出発、雨は降り続けている。足の傷に雨がしみる。佐賀~中村~宿毛は全長50キロ、7時30分の宿毛~大分佐伯のフェリーが目標である。中村では幸徳秋水の墓も頭をよぎったがやはり時間か気になる。中村を過ぎる頃にはひどい雨である。前がかすむほどである。宿毛港まで4キロの表示を見つけて進むがなかなか市街地が見えない。途中で間違ったことに築き引き返す。左折するところを右折したのだ。宿毛港についたが様子がおかしい。台風の通過を待ってからで出港は早くて3時になるらしい。
3時前に出港、20円の毛布を借りて仮眠する。なんとか23日には加世田に到着したいとの思いもあり、熊本コースから宮崎10号線コースに計画変更。弥生から直川まで走る。蒸気機関車が走っていたが直川はさびしい田舎である。駅近くの忍者屋敷を思わす宿に泊まる。
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