平和とくらし  #茨木市議会議員 #山下けいきの日々是好日

平和憲法が私の原点。鹿児島の吹上浜、桜島が原風景。毎週阪急3駅、JR2駅の5駅をのぼりを背負ってアピールランしています。

其の昔此の廣い北海道は、私たちの先祖の自由の天地でありました。

2008年10月15日 | 日々雑感 #茨木市議会議員
床などきれいに整備された玉島小学校体育館

其の昔此の廣い北海道は、私たちの先祖の自由の天地でありました。天眞爛漫な稚兒の樣に、美しい大自然に抱擁されてのんびりと樂しく生活してゐた彼等は、眞に自然の寵兒、何と云ふ幸福な人だちであつたでせう。

今日のNHK「その時歴史が動いた」は北海道の先住民族アイヌの伝承を伝えた知里幸恵を取り上げていた。そのアイヌ神謡集の序文の冒頭部分である。何度も朗読したくなるような素晴らしい響きがある。

 「日本は単一民族国家」と無知をさらけ出し、だから日本は素晴らしいと続ける愚かものが権力の中枢にいるが、私は単一民族国家に価値を見出すその感覚が理解できない。国内の少数民族、マイノリティを理解できない彼らに、多民族国家相手の複雑怪奇な外交など手に負えないだろう。せいぜい務まってアメリカの三下役だ。

 今は国家神道をもちだすことはためらうから、「日の丸・君が代」を押し付ける際に、国際化が進む中で他国に対する理解を深めるともいう。しかしそれは単なるつけたし。本音は単一民族国家である大和民族、それを天皇が統治してきたという万世一系の考えである。

 万世一系がいかに嘘とごまかしに満ちていたかはいうまでもない。しかし万世一系であったとしても、それの一体なにがありがたいのか。中には天皇オタクでありがたいと思う人がいるかもしれない。趣味だったら自分でこっそりと楽しんだらいい。全国民に「押し付けるなよ」である。権力者が権力を振り回し、自分らに都合のいいことを教えるのはみっともない。しかも嘘とごまかしの作り話だ。

 そんな国家神道や靖国を用いて侵略したことなど微塵も反省していないのが単一民族国家発言の背景なのだ。先住民族アイヌの番組からそんなことを思った次第である。

大好きな平和憲法です。 

第21条 集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由は、これを保障する。
2 検閲は、これをしてはならない。通信の秘密は、これを侵してはならない。

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