平和とくらし  #茨木市議会議員 #山下けいきの日々是好日

平和憲法が私の原点。鹿児島の吹上浜、桜島が原風景。毎週阪急3駅、JR2駅の5駅をのぼりを背負ってアピールランしています。

「お元気ですか」を読んで民主ではなく共産に票を入れます

2006年10月14日 |  #玉島 #平田 #阪急東 #茨木市議会議員
 と、市議選で応援してもらったSさんからメールをいただいた。ほんとにうれしい。国政選挙では自民より民主の方も多いだろう。そのいくらかは「共産党に入れて死票になるぐらいなら、まだ民主の方がましだ」と思うからである。

 しかし「大男総身に知恵が廻りかね」だったらまだ可愛いが、野心と保身だけでふくれあがっている選挙互助会=民主党への票こそ死票だろう。企業に飼いならされ、企業内の格差の上に成り立っている大労組。それが支持する民主には虐げられているもの気持ちは分からない。選挙のときだけ分かったふりをして票を掠め取る。30数年政治の世界に身を置いてつくづくそのことを感じる。

 選挙区の事情で自民で出られない野心家が民主から出るケースのなんと多い事か。反対に民主から出られない場合は自民から出る。そんな連中が自民と民主に分かれて対決ごっこしても、日頃の馴れ合いにウンザリしているものはしらけてしまう。だから議員になりたい野心家は入党しても、「憲法無視、弱者切捨ての自民政治を変えたい」と民主から出る良心派はほとんどいないし、理念に燃えて汗を流す党員もないだろう。
 かつて社会党は議員中心で一般党員が少ないといわれたが、民主党の一般党員の少なさはその比ではない。党財政もほとんとが税金からの政党助成金だ。小選挙区制で下駄をはかしてもらい、資本の意を受けたマスコミが二大政党制の幻想を振りまいてやっと存在できている。小選挙区制が無くなったら真っ先に雲散霧消だろう。

 この党がどの議案に賛成し、反対してきたのか、また今後、国政全般にわたってどのような政策を採るのか自信があるなら何も言わない。ただ自民か民主かのマスコミに躍らされて、投票するのはやめたほうがいい。それは小さいかもしれないが愚直にがんばっている社民や共産、私たちの新社会党などをつぶすことにつながる。

 幾度も言うが大きな政党ほど大きくなる小選挙区制にすがり、国民の税金を分捕る政党助成金に寄生する政党のどこに正義がある。強きをくじき弱いものを助けるのが庶民の正義感覚だが、今の政治はまったく逆さまだ。民主が勝とうが、自民が勝とうが庶民には同じこと。苦しめられることに変わりはない。何とか元気を出してがんばっているのに、その元気さえ奪われることになる。

 私は小政党への1票は「死票」ではなく信念票、確信の票であり、今後生きてくる票だと思う。民主主義の票だとも思う。私たち新社会党は選挙に負けることが分かっていても小選挙区で候補者を立てて闘ってきた。負ける事が分かっていても多くの有権者から信念と確信で支持してもらった。それに大いに励まされてこれまで活動する事ができた。今の世の中おかしいと思うなら、小さい大きいは別にして全ての政党を見比べて真正面から選ぶべきだし、そのことが小さいがまともな政党を育て、大きいだけで中身のない腐敗政党をシャンとさせることになる。理非曲直をはっきりさせてこそ本来の民主主義だ。信念の票、確信の票に私は期待している。

 つながりまつりの準備、昼から平田中学校健全育成協議会総会。講師は昔から知っている山本健治元高槻市議、元大阪府議
写真は講演する山本健治さんでブログ内容とは無関係です 

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