元:店主の独り言

ほんの些細なこと勝手気ままに書いてます

外税…分かっていても勘違い

2014-01-29 | Weblog
現在一般的な消費者を対象としている場合、価格の表記は内税が望ましい、税抜き価格で表記する場合も税込み価格を併記しなければならない、つまり内税またはそれに同等であることが義務づけられているのです。
そんな事はみなさんご存知だと思います。
しかし業務用専門店ではその限りではないのです、とは言っても実際には税抜き価格の近くに小さく目立たないように税込み価格も書かれてはいるのですが。
私は普段から業務用専門店(一般の方は基本的に入店不可)と業務向店(一般の方も入店できます)そして一般的な小売店で仕入れをしています。
業務用専門店では大きく税抜き価格が表示されています、その下に小さくてよく見えない程度に税込み価格が表示されています。
仕入れの基本ですが、同じメーカー・パッカーのモノで同じ品質であれば安い方を購入します、例えば小売店であるモノが200円で業務用専門店では198円ならば198円のモノを購入します、しかしそれが内税なのか外税なのか注意しなければなりません、分かってはいるのですがついつい税抜き価格で安く錯覚させている方を購入してしまうのです。
まあ上手く錯覚を誘引しているようにも感じますが…。
100円均一のショップもそうです、この業態はヒャッキンと呼ばれ展開してきました、しかし実際には100円→103円→105円そして4月には108円へと税込価格は変更します、でも誰もヒャクゴキンとかヒャクハチキンとは呼ばないでしょう、もうヒャッキンで定着しているからです。
先日、とある大手ヤキトリチェーン店へ行きました、ここは総てのメニューが280円という事で安さを売りにしてものすごい勢いで店舗展開しているのです。
でも4月からの消費税増税は痛手だろうな…と思ったのですが、待てよ…280円と大々的に宣伝しているけど外税+税込み価格併記だから280円というイメージは変わらない、むしろ世間は一斉に値上げしてお財布のヒモがきつくなる中お値打ち感は増すのではないでしょうか。
ん~上手い戦略だな…、消費税アップを見越していたのかはどうか分かりませんが、4月以降おそらく消費が落ち込む中、一人勝ちになるのではないかと思います。
ウチの店はと言いますと、今少しずつ価格変更したメニューを準備し始めています、もちろん内税方式です、それを作りながら大きなため息が出てしまいます。
特にビールを筆頭にお飲み物の価格については消費税がアップなのだから自動的に同じ率でアップ、という訳にはいきません。
しばらくは業界の動きを見て、見極めていきたいと考えています…。

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