ガウスの旅のブログ

学生時代から大の旅行好きで、日本中を旅して回りました。現在は岬と灯台、歴史的町並み等を巡りながら温泉を楽しんでいます。

福島・山形・新潟3県の旅

2005年07月16日 | 旅行
 早朝5時過ぎに出立して、東北自動車道を北上したんだけど、たいした渋滞もなく順調に走り、福島県に入って、安積サービスエリアで朝食休憩を取った。喜多方ラーメンを食べたんだけど、結構美味しかったのだ。その後は、磐越自動車道に入って、猪苗代磐梯高原インターで下りたけど、天気が悪く、雨が降っている。しかし、予定通り、磐梯山へ向かって走っていった。

 桧原湖畔のコンビニへ立ち寄って、レインコートを仕入れてから、雄子沢口の駐車場(標高約800m)に車を入れたのです。雨も小康状態になっていたので、思い切って遊歩道へ足を踏み入れることにした。レインコートと傘とタオルなどをを持って、標高1,000mにある雄国沼へのハイキングコースを歩いていったんだけど、時々雨に降られ、道はぬかるんでいて、ひどい状態だ。それでも、沢沿いの林間の道を登って、1時間ちょっとかかって、雄国沼休憩舎にたどり着いた。かろうじて、雨も止んでいたので、湿原を散策したんだけど、終わりかけではあったもののニッコウキスゲが咲いていたのとホオアカという鳥がきれいに鳴いていたのが印象に残った。2つともバッチリカメラに収めてきたんだけど、靄のかかった湿原も風情があり、それはそれで結構良かったかな?帰路には雨も上がったので、写真を撮りながら駐車場へと戻ってきた。しかし往復で、4時間かかり、雨と道のぬかるみによって、靴もズボンも泥だらけになってしまったけど...。
 ところが、雨上がりの性か駐車場周辺の野草の花々にたくさんの蝶が群れているのを発見した。スジグロシロチョウ、ヒメシジミ、ヒオドシチョウ、サカハチョウ、ヒメキマダラセセリなどがいたので、夢中になってカメラのシャッターを切っていたんだ。

スジグロシロチョウ

 そうしたら、とうに昼を過ぎてしまったので、その場を切り上げて、道の駅「裏磐梯」へと向かった。そこで、昼食に天ざる蕎麦を食べてからは、桧原湖畔を北上して、スカイバレーを登っていった。
 その後、山形県に入って、小野川温泉「尼湯」(入浴料200円)、白川温泉「白河荘」(入浴料300円)と2つの温泉に入ってから、飯豊山の麓にある泡の湯温泉へと向かったのだ。
 そこで、泡の湯温泉「三好荘」に泊まったんだけど、山間の一軒宿で、渓流沿いにあり、とてもよい立地条件だ。部屋に案内されるとすぐに、浴場へと向かったのだが、源泉100%の掛け流し温泉と水道水の沸かし湯と男女別にそれぞれ2箇所有り、きちんと表示されていたのは好感が持てた。まず、掛け流し温泉の方に入ったんだけど、浴槽は小さいものの、褐色の湯が湛えられて、二酸化炭素泉独特のサイダーのような香りがする。全国的にも少ない泉質で、さらに掛け流しで湯温が保てる源泉は希少価値がある。入ると温めだが、肌にまとわりつく泡の感じが心地よく、名湯を堪能した。浴後、しばらく休憩していると、部屋での夕食となったが、食卓には、イワナの刺身、米沢牛シャブシャブ、山菜、ナメコ、ジュンサイ、クジラ汁、イワナの塩焼など地物ばかりが並べられ、とても美味しく、地酒「羽前桜川」を2合頼んで、飲みかつ食べて満足した。食後は、部屋に戻って横になり、テレビをみたり明日のコースを考えていたら、まどろんできたので、床に就いた。
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