ガウスの旅のブログ

学生時代から大の旅行好きで、日本中を旅して回りました。現在は岬と灯台、歴史的町並み等を巡りながら温泉を楽しんでいます。

秩父の蝶撮影旅行(1)

2007年09月16日 | 旅行
 朝7時前に自宅を出立し、荒川を羽根倉橋で渡って、西へ西へと走り、飯能から国道299号線で正丸峠を越えて、秩父へと入ってきた。国道140号線へ出てからは西進し、まず三峰神社に行くことにした。
 三峰山頂の駐車場に車を入れ、「三峰山博物館」見学後、標高1,000mの山頂付近をカメラ片手に巡ってみた。いろいろと回ってみたものの、天気は曇りがちで、アサギマダラ、ツマグロヒョウモン、スジグロシロチョウ、ジャノメチョウなど8種類の蝶としか出会えなかったのがちょっと残念だった。散策後に、三峯神社の茶店で昼食に天ざる蕎麦を食べたが、併せて2時間の滞在となった。
 昼食後は、秩父鉱山のある小倉沢に行って、1時間半くらい歩いた。ここは、最盛時3,000人くらいの従業員がいたんだけど、今は100人くらいに減って、集落はゴーストタウンのようになっている。そんな中を写真を撮りながら巡った。ここでは、ホシミスジ、キチョウ、ベニシジミなど8種類の蝶と出会えたが、やはり種類は少なかった。
 その後、旧大滝村の道の駅にある「大滝歴史民俗資料館」に立ち寄った。それから、小鹿野町域へと入り、「神怡館(埼玉県山西省友好記念館)」を見学してから、今日の宿のある両神温泉へと到着した。

 「国民宿舎 両神荘」の外観

 その日は「国民宿舎両神荘」に、1泊2食付き9,075円(込込)で泊まったのだが、部屋に荷物を置くとさっそく、浴室へと向かった。ここの温泉は、1975年オープン当初は、“鶴の湯を源泉としていたが、1989年に“薬師の湯”へかわり、2005年5月に“すすきの湯”に変わり、2005年8月1日に新しく露天風呂がオープンしたとのことだ。
 内湯は、20人位が入れるスペースがあり、源泉24.3℃なので加熱循環しているが、紫外線消毒しているそうで、塩素臭はしなかった。お湯は、フッ素イオン及びメタホウ酸で温泉に該当し、pH9.2とアルカリ性が強いので、ぬるぬる感がある。ほぼ透明で、さらっとしたやわらかい湯なので、入り心地が良く、長湯に向いているように思った。
 露天風呂には、脱衣場から別の入口で、木造の回廊を通っていく、男湯は檜風呂(女湯は岩風呂)だったが、月替わりで男女交替になるそうだ。檜風呂はすべて木造りで、引き戸を開けると眼下に小森川を望むことが出来、なかなか良い。ここは、加熱掛け流しとなっていて、細かい湯の花も浮き、いい肌触りなのだ。じっくりと湯に浸かりながら、散策の汗を流した。

 「国民宿舎 両神荘」の露天風呂


 夕食は、食堂で牛すき焼き風鍋、刺身(サーモン、コンニャク)、川マスの塩焼、マイタケの和え物、カボチャグラタン風、漬物、ソバと並べられ、バイキングでチキンナゲット、生野菜サラダ、フルーツ、焼きナス、ソーセージなどがあって、美味しく頂いた。お酒も冷やで2合頼み酔い心地となった。

 「国民宿舎 両神荘」の夕食


 食後は部屋に戻り、横になってテレビを見たり、明日のコースを考えたりしていたら、まどろんできたので、床に就いた。
続く