sekiの徒然日記

旧布野村に週末帰農を始めて18年で遂に解散。今後は尾道からsekiの徒然日記として再スタート。

お大師さんのお接待   布野ダッシュ村尾道分村発

2010-04-04 17:00:52 | その他
   お供え

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 今日は向島八十八箇所のお接待、私達の隣保がお世話する12番札所の「焼山寺」、先般からこの日に向けてお掃除・道の補修等々とやってまいり、ようやく準備万端整えて迎えることができました。
 
   お参り

 それでも女房殿は午前3時起床で色々まだ準備してました、私が5時前起床、そして今年お世話する5所帯8人が集合したのは午前6時、夜は白んでましたがまだお月さまが・・・

 本来は「焼山寺」で皆さんのお接待(中身はお菓子での接待)をするのですが、焼山寺」への道が険しいこともあり、昨年から接待場所を車が止めれる麓に仮設して行ってますが、それでもお寺さんに来られる方のため「焼山寺」でも行うという2本仕立て。

 私は先輩のSさんと山の上の「焼山寺」の担当、御料具膳や紅白餅、さらにお大師さんへのお供え物を運び上げお供えした後、接待のお菓子を小皿に載せて7時前には準備完了。

 麓で受付・接待しているから、あまりお寺さんまではこられないはずでしたが、7時半を過ぎたころから続々と登って来られるではないですか、ひょっとするとお菓子の売り切れになるかもと、麓と携帯で連絡をとり追加を頂いての接待。

 11時前には麓もお寺の方も接待用のお菓子が底を付き閉店?に、それにしても朝早くから沢山の方がこられました、中でも関心したのは小さな子供さんが、お米やお賽銭をビニール袋に入れてこられ、夫々お供えをしてお菓子の接待を受ける。

 親御さんの教えでしょうが関心します、子供さんにとってはお菓子が島中でいただけるいい日なのでしょうが、若いお父さん・お母さんよく教育されてました、すてたものではない日本いや向島です。

 いつのころから、このような接待を続けているのかは詳しくは知りませんが、接待のお菓子を買う元では全て皆さんの寄付、当番になった人が近隣を回って集めて運営してます。

 皆さんの善意による運営ですが、中心となる方が高齢化され、あっちこっちの札所で継続が危ぶまれているようです。

 後世に残したい善意の継承、微力ながらお手伝いしたいもの。