透明な気圏の中から

日々の生活の中で感じたこと、好きな作家についての思いなどを書いてみたいと思います。

朗読とギターによる宮沢賢治の世界

2013-11-15 21:38:38 | 日記

雨のち晴れ。最低気温1.4℃、最高気温9.6℃。

昨晩、時計台ホールにて「朗読とギターによる宮沢賢治の世界」があり、友人と参加した。朗読は田嶋扶二子氏、ギター奏者は廣田幸政氏。

この度ライブで取り上げられたのは、「雪渡り」と「なめとこ山の熊」の二作品だった。何度が読んだことのあるこれらの作品であるが、朗読により耳で聴くことによって、これらの舞台となっている雪景色や賢治が綴った言葉から湧き上がる光景をイメージしながら楽しむことができた。言葉の一つ一つを大切に朗読されていたからかと思うが、この度も、賢治の言葉が端正で魅力にあふれていることに幾度も気付かされた。

ギターとのセッションでは間の取り方など、息がしっかり合っていて、作品世界に奥行と広がりを持たせていたように思う。また、この度はギターを伴奏に、中学生二人の合唱も織り込まれていた。毎回、新しい試みに挑戦されていることに頭が下がる思いがした。

                                               

                                                        

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賢治さんの記事・その2

2013-11-14 22:22:36 | 日記

曇り。最低気温-1.9℃、最高気温5.1℃。

 先日の北海道新聞の賢治さん関連の記事の続きです。「ふるさと海岸」と称される場所は、1924年(大正13年)当時は天然の海岸だったそうだ。「海鳴り」に登場する牛は、その牧場の牛を描いたのではないかといわれていると記事は伝えていた。

賢治さんが訪れた時の苫小牧の様子が作品から蘇ることになるのだ。文人の作品は様々な光彩を後世に残すもので、芸術の力は経済力ほど確かな形で現れない分、深く心に根を張るのだなと思った。 

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賢治さんの記事・その1

2013-11-13 20:02:42 | 日記

晴れ時々曇り。最低気温-3.9℃、最高気温2.6℃。

本日付の北海道新聞に賢治さん関連の記事が掲載されていました。新聞のほぼ一面の記事だったのですが、少々画像処理してここに載せることにしました。申し訳ありません。

記事は1924年(大正13年)、5月、修学旅行で花巻農学校の生徒を引率して苫小牧を訪れた際の足取りを検証したもので、大変興味深いものです。

                   

                       

                 

                 

                 

 

 

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雪の朝

2013-11-12 19:37:51 | 日記

晴れ時々雪。最低気温-5.7℃、最高気温2.8℃。

雪の朝を迎えた。我家の町内では2cmくらいの積雪があり、白の世界となった。紅く染まり始めた庭の桜の葉にも雪が降り積もっていた。玄関内に除雪に使うスコップや固めの箒を用意したものの、氷点下の気温や雪に身体が馴染むには、いましばらくの猶予がほしいところだ。

一方、本日付の北海道新聞(夕刊)には、道内の新篠津で49cm、岩見沢で39cmと本格的な積雪があったことが報じられていた。スノーダンプで除雪する住民の方の姿が民放テレビに映っていたが、あっという間に秋から冬本番を迎えることになったようだ。

                           

                                   《町内の雪景色 7:10》

                            

                                     《庭の桜   7:10》  

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ついに雪景色

2013-11-11 19:36:42 | 日記

晴れ時々曇りのち雪。最低気温-2.5℃、最高気温2・7℃。

午後から雪が舞い始め、夕方、本格的な降り方になり、ついにわが町も雪景色となった。       

                                      《わが町の雪景色17:19》

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荒れ模様の日曜日

2013-11-10 18:01:20 | 日記

雨時々晴れのち曇り。最低気温4.2℃、最高気温12.8℃。

朝から予報通り、雨が音を立てて降っていた。午前中ずっと雨は止まず、夕暮れ時のような暗さだった。午後2時半過ぎに晴れ間がのぞいてきたので、散歩に出る。月齢6.6の月が出ていた。明日にかけて雪の予報が出ている。そう思ってみるせいか、雲の様子がいつもと違って見えた。                                               

                                       《月齢6.6の月 14:51》

                            

                                     《大沢口までの道 14:54》

                            

                                       《歩道の落ち葉 14:58》

                             

                                          《大沢口 15:01》

                             

                                        《ふれあいコース 15:10》

                             

                                       《ふれあいコース 15:10》

 

 

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雪残る山々

2013-11-09 19:50:48 | 日記

晴れ。最低気温0.6℃、最高気温8.5℃。

昨日からの雨も上がり、冷気が上空に入り込んだ野幌森林公園は、草木が渋く深みのある色合いとなっていました。百年記念塔の向こうにたたずむ山々には雪が消えずに残り、山肌に白い縦線を描いていました。芒は夕陽を受けて、繊細で妖しい光を撒き散らしていました。魔法の杖のイメージに似合うようだと思いました。                         

                         

                         

                         

                         

                             

                          

 

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札幌で初雪

2013-11-08 16:22:35 | 日記

雨。最低気温3.5℃、最高気温9.7℃。

札幌で初雪が観測されたと、15時51分頃、民放の番組で報映されていました。平年より11日遅く、昨年より10日早いとのこと。いよいよ、冬将軍が陣を構えるために下見に来られたようです。

                            

                            

                            

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立冬

2013-11-07 20:48:28 | 日記

曇り時々雨。最低気温10.1℃、最高気温15.5℃。

立冬とは冬の始まりのことだという。とはいえ、我地域では最低気温も最高気温も高めで立冬を迎えた。今は時折、雷が鳴り、雨が盛んに降っている。

11月に入り、服喪中のハガキが連日届き始めた。もう、暮れに向けての準備が始まっているのだ。我が家でも服喪中のハガキをただ今作成中である。こうした風習を生活に取り入れた先人に習い、故人をしのびながら作り終えたい。

明日は雪になるかもしれないということで、タイヤ交換をしている姿をあちこちで見かけた。溝が深めの冬タイヤにして、圧雪アイスバーンに備えるためだ。何となく、冬を迎えるには肩に力が入りそうだ。

                                             

                                                            《ふれあいコース》

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立冬前

2013-11-06 20:49:05 | 日記

曇り時々晴れ。最低気温1.3℃、最高気温13.9℃。

我家の玄関前のベゴニアを片づけることにした。ところどころ枯れてはいるが、花を咲かせている株を引き抜くのには抵抗があった。でも、明日が立冬で、気温も下がるというので、やむなく決行。作業を終えると、意外とすっきりして、冬に向けての心構えが固まった気がした。夕方、野幌森林公園ふれあいコースを散歩する。月齢2.6の月が顔を見せていた。

                              

                                        《街路樹も冬支度》

                              

                                      《百年記念塔 16:03》

                              

                                     《ふれあいコース 16:10》

                              

                                        《大沢口  16:23》 

                              

                                         《大沢口 16:24》                             

                              

                                     《月齢2.6の月 16:34》                                                                                           

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野幌森林公園冬間近

2013-11-05 20:41:40 | 日記

晴れ。最低気温-0.8℃、最高気温14.0℃。

午後、野幌森林公園ふれあいコースを散歩する。日毎、葉が落ちていく木々、降り積もっていく落ち葉。時間が刻まれていく森林公園内は静かに黄昏を迎えようとしていた。

                         

                         

                         

                         

                         

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札幌市内の秋

2013-11-04 21:29:00 | 日記

晴れ。最低気温1.4℃、最高気温13.2℃。

最低気温が低くなってきました。ストーブが大活躍です。今日は振替休日なのですが、お仕事でした。さて、本日は11月2日、3日に札幌で目にした秋の風景をお届けします。北海道庁旧本庁舎、通称、道庁赤レンガ庁舎内の樹木は紅葉し、池を彩っていました。大通公園内も秋色に染まり、シャッターを切る方も大勢見かけました。開拓紀念碑にも立ち寄ってきました。宮沢賢治さんの詩「札幌市」に登場する「開拓紀念の」というのは「開拓紀念碑」のことではないかと石本裕之氏が「紀」に注目してご指摘されているところのものです。何と碑の前に自動販売機が設置されていて、写真を撮るのに苦労しました。

                          

                                  《道庁赤レンガ庁舎前の池》

                          

                        《通称 道庁赤レンガ庁舎 観光客がシャッターを押していました》

                          

                                《大通公園にある開拓紀念碑》

                          

                                      《大通公園》

                          

                                      《駅前(南口)通り》

 

札幌市

 
   遠くなだれる灰光と
   貨物列車のふるひのなかで
   わたくしは湧きあがるかなしさを
   きれぎれ青い神話に変へて
   開拓紀念の楡の広場に
   力いっぱい撒いたけれども
   小鳥はそれを啄まなかった
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紀伊国屋書店にて出版記念トークライブ

2013-11-03 18:35:54 | 日記

曇り時々晴れ。最低気温7.7℃、最高気温14.0℃。

今日も紀伊国屋書店へ。北海道新聞論説委員の小坂洋右氏と北星学園大学教授の小野有五氏による「『〈ルポ〉原発はやめられる』」出版記念トークライブ」があり出かける。参加者は講演会開始後も徐々に増え、およそ100名くらいかと思う。小野氏が聞き役となり、小坂氏の本の章立てにそう形で対談が進行された。最後の方で、日本においてもドイツのように科学者などの知的集団の方々の判断と行動に期待する旨の言葉があり、印象に残った。

                                                                                                               《紀伊国屋書店》   

                                                           《紀伊国屋書店内の掲示板》

                                                                                                                                           《講演会開始前の風景》

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講演会「戦争柄着物と新聞・絵葉書」

2013-11-02 19:47:39 | 日記

晴れ。最低気温1.1℃、最高気温13.2℃。

札幌、紀伊国屋書店にて、東海大学教授の乾淑子氏による講演会「戦争柄着物と新聞・絵葉書」があった。戦争柄とはどのようなものかと一応予想していたが、当時の朝日新聞や毎日新聞の一部が描かれていたのには驚いた。絵柄としての新聞記事は描かれたものではあるが、本物と対応しているとのことで、当時の新聞事情も窺える。

集めた戦争柄の着物は1895〜1942年に作られ、戦争宣伝としてというわけではなく、売れるからという動機が大きかったようだ。しかし、明治時代に販売されたというものなどは、一般にはとうてい手が届くものではなかったらしい。というのも、教員の一か月の給料が7円だった当時、その5倍ほどの高値だったという。では、なんのために・・・・・・。疑問は残る。

それにしても、これらの着物の収集と研究には、精神的にも、物理的にも相当のエネルギーを費やされたことと頭が下がる気がした。

乾淑子(いぬい・よしこ)氏について:山梨県出身、札幌市在住。東海大学教授(美術史)。著書に「図説 着物柄にみる戦争」(インパクト出版会)など。

毎日JPホームページにての関連記事について、詳しくはこちら

                       

                            《紀伊国屋書店内のポスター》

                       

                          《戦争柄の着物をバックに講演される乾氏》

                       

                     《ご自身も戦争柄の着物を素敵にお召しになっていました。》

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11月の始まり 

2013-11-01 20:13:17 | 日記

晴れのち曇り時々雨。最低気温4.1℃、最高気温12.1℃。今日から11月が始まった。午後から野幌森林公園ふれあいコースを散歩する。今が紅葉真っ盛りのものや一足先にさっぱりと葉を落とし終盤を迎えているものなど、それぞれがしっかり冬を前に身辺を整えていた。11月は季節の変わり目となる。私も身辺を整え、元気に過ごしたいものだ。                                           

                          

                          

                          

                          

                          

                                     《 大沢口 》

  「白玉の歯にしみほとる秋の夜の酒はしづかに飲むべかり」と若山牧水は詠じていた。深まりゆく晩秋には日本酒が似合うかもしれないなどと思った。                           

 

                    

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