透明な気圏の中から

日々の生活の中で感じたこと、好きな作家についての思いなどを書いてみたいと思います。

卓上四季と新北のうた暦と

2024-08-03 20:38:02 | 日記

晴れ。最低気温22.5℃、最高気温28.3℃。

夕方、涼しい風が吹き渡る中、野幌森林公園の大沢コースやふれあいコースを散策。

本日もどこか秋めく風景が見え隠れする中を歩き、心が解き放たれるひとときとなりました。

さて、本日の卓上四季ではオランウータンの知恵が取り上げられています。

ドイツのマックス・ブランク動物行動研究所がインドネシア・スマトラ島のオランウータン賢さを発見したそうです。

彼らは顔の傷に薬草の汁を塗るという治療行為を傷口がふさがるまで繰り返していたとのこと。

オランウータンはゴリラやチンパンジーと同じ大型人類猿に属し、人間とは遺伝子の96%を共有するそうです。筆者曰く、「進化の系統上の隣人」なのです。

筆者は、近年、彼らが生息域としいた熱帯雨林が乱開発や火災で破壊され、絶滅の危機にあることを憂えています。

そして、コラムは進化の系統的隣人である「南国で生きる同胞たちの平安を心から願った」と結ばれていました。

特に大型人類猿に限らず、大型の動物たちは生きるために必要な環境が種々の要因(人間の行為も含む)で縮小していく中、大変だろうなと思います。

八月は「八月の光の中で」命を落とした人々、その後も苦しみを抱えてこられた大勢の方々を思う月でもあります。

解説にあるように「静かな憤怒の歌ともいえる」作品なのでしょう。

忘れてはいけないことを忘れないようにと自分に言い聞かせることにします。

 

それでは今日はこの辺で。

明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。

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