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家人と帰省中の長男と共に北海道博物館で8月26日まで開催中の「松浦武四郎」展を見学してきました。
「蝦夷地」から「北海道」と命名されたのは、1869(明治2)年8月15日。
この「北海道」の名付け親と言われているのが、松浦武四郎です。
蝦夷地を度々訪れた武四郎はアイヌの人々とも交流する中で蝦夷地の詳しい記録を残しています。
こうした経緯もあり、蝦夷地に詳しい第一人者として、明治政府の一員となり、明治政府に対し、蝦夷地に変わる名称として「北加伊道」を含む6案を提案したそうです。
この「北加伊道」が「北海道」と改められ、太政官布告により命名の運びとなったのです。
北海道の名付け親と言われる所以はここにあったということが分かりました。
会場内に展示されていた武四郎の文字も絵もとても美しく、どれも細々と記されていたのが印象的でした。
展示場の入り口には「御礼入場者3万人達成」(平成三十年八月十七日)の看板がありました。盛況だったようで、今日も来場者が途切れることなく訪れていました。